Apple が米テキサス州に初のホテルを開業予定

「Apple（アップル）」がアメリカ・テキサス州オースティンに建設中の新キャンパスの計画に、新たにホテルが追加されたことが明らかになった。

同社は2019年11月からこの新キャンパスの建設を開始。当初の建設プランにはホテルに関しての言及はなかったものの、オースティン市が4月29日（現地時間）に承認した改訂計画には、このホテルに関しての詳細が追加されていたとのこと。ホテルの規模は75,500平方フィートにおよび、6階建てで192室を擁する。このホテルのブランド名などは明かされていないものの、完成すれば「Apple」にとっては最初のホテルとなる。アメリカのコンサルティング会社 「The Boyd Company Inc.（ザ ボイド カンパニー）」のJohn Boyd Jr.（ジョン・ボイドJr.）は「ホテルが企業に隣接している例は、現在のところあまり見かけない。Appleの今回の動きは時代を先取りしていると言えるだろう」と発言している。また「Google（グーグル）」や「Microsoft（マイクロソフト）」といった他のテックカンパニーも今後同様のコンセプトのキャンパスの建設を計画していると噂されている。

この「Apple」のオースティンの新キャンパスについては、10億ドル（約1,080億円）を投じて建設中であり、全体で300万平方フィートの敷地面積を誇る。そのうち、200万平方フィートがオフィススペース専用となり、最大1万5,000人の従業員が収容可能だという。なお、このキャンパスの開業は2022年を予定している。

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