機能をデザインへと昇華させる meanswhile 2019年秋冬コレクション

〈meanswhile（ミーンズワイル）〉は2016年度「Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」で最高得点を獲得して以降、機能性とデザイン性を融合させ、俗にいうアウトドアウェアと一線を画した立ち位置から洋服を“道具”として提案する唯一無二のブランドとして世界的な注目を集めている。その証拠にイタリア『Slam Jam（スラムジャム）』、香港『Lane Crawford（レーンクロフォード）』と、セレクト界の権威たちが取扱店舗に名を連ねており、今後の成長は容易に予想がつくであろう。

そんな藤崎尚大が手がけるドメスティックの新鋭より、立ち上げをまもなくに控えた2019年秋冬コレクションのルックブックが到着。シームレスな止水ジップにハイネック、そしてネック部分の下からフードを縫い付けた防寒性の高いダウンウェアをはじめ、〈meanswhile〉を象徴する前立てフラップをカットすることで隠しポケットの引き手の機能を持たせたアウター、ボーダーのカラーパターンと襟元のチンストアップがモードな印象を与えるニットウェアなど、今季も緻密に設計された“身体に最も近い道具”というコンセプトを如実に体現している。

リリースのタイミングについては、ブランドの公式Instagramのアップデートを待つ必要があるが、同時に〈meanswhile〉は極地に対応できる本来の着方をベースに作成したデモサイトもローンチしているので、こちらもあわせてチェックしてみてはいかがだろうか。

『HYPEBEAST（ハイプビースト）』がお届けするそのほかの最新ファッショントピックス一覧は、こちら。