NBA オールスターゲーム 2019は逆転劇を演じたチーム・レブロンが2年連続で勝利を飾る
MVPは試合を通じてコンスタントな活躍を見せたKDことケビン・デュラントが受賞
期待を裏切らない盛り上がりを見せたスラムダンクコンテストや3ポイントコンテストに続き、NBAオールスター・ウィークエンドの目玉であるオールスター本戦が2月17日(現地時間)に行なわれた。
LeBron James(レブロン・ジェームズ)率いるチーム・LeBronとGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)がキャプテンを務めるチーム・Giannisが激突する今ゲーム。キャプテンであるAntetokounmpoが序盤から大活躍。豪快なダンクを次々と決め、前半だけで驚異の20得点。パスミスになりかねないほど高く上げられたStephen Curry(ステフィン・カリー)からバウンズパスをリングに叩き込む姿は、NBA屈指の身体能力を誇るGiannisならでは。さらにミルウォーキー・バックスのチームメイトであるKhris Middleton(クリス・ミドルトン)も前半17得点の援護射撃。また今回、Dwyane Wade(ドウェイン・ウェイド)と共に特別枠で選出された大ベテランのDirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)の連続3ポイントも手伝い、13点差でゲームを折り返す。
後半に入るとチーム・LeBronが目を覚ます。盟友Wadeと息の合ったプレーを見せ始めたLeBronが強烈なアリウープダンクをお見舞いし反撃開始。その後、Klay Thompson(クレイ・トンプソン)やDamian Lillard(デイミアン・リラード)の連続3ポイントにより、第3クォーター残り2:30時点で127-127の同点に追いつく。その後は付かず離れず、一進一退の攻防を繰り返すが、第4クォーター残り6分弱からのKevin Durant(ケビン・デュラント)、Kyrie Irving(カイリー・アービング)、LeBronらの活躍により、最終スコア178-164でチーム・Giannisを振り切る。これでチーム・LeBronは昨年に続き2連勝。MVPは6本の3ポイント成功を含む31得点、7リバウンドを記録し、試合を通じてコンスタントに貢献したDurantが受賞。KDのMVP獲得は2012年以来7年振り2回目。ちなみに、開始早々から人間離れしたプレーを連発していたAntetokounmpoは、両チーム最多となる38得点、11リバウンド。チームが勝利していればMVPを獲得していたであろう。2020年のオールスターはシカゴで開催される。来年はスーパースターたちがどのようなプレーを見せてくれるのか、乞うご期待。
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