ベルギー戦敗北後に日本代表がロッカールームに残した感動的なメッセージとは?
激戦を繰り広げたサムライブルーの“立つ鳥跡を濁さず”な姿勢に「FIFA」が絶賛

現地時間の7月2日未明、「2018 FIFAワールドカップ ロシア」の決勝トーナメント1回戦で強豪ベルギーと対戦した日本は、負けて当たり前という大方の予想とバッシングを跳ね除ける熱戦で世界を沸かせた。惜しくも2対3で敗戦を喫した日本だが、今ネット上では彼らの使用したロッカールームが話題となっている。
冷静と情熱の2つを胸に持って戦ったサムライブルーたちは、ベルギー戦後のドレッシングルームの後片付けも潔かった。「FIFA(国際サッカー連盟)」の試合運営責任者であるPriscilla Janssens(プリシラ・ヤンセンス)が投稿した1枚の画像には、塵一つなくきれいに整理整頓された同部屋と棚上に置かれたメッセージカードが映し出されている(すでにこの投稿は削除済み)。この投稿のコメント欄には、「これがベルギーに94分戦い負けた日本代表のロッカールームです。スタジアムでファンに感謝し、ベンチもロッカーもすべて掃除し、メディアに向かって話しをしていました。さらに、ロシア語で“スパシーバ(ありがとう)”の書き置きも残してくれました。なんて模範的なチームなのでしょう。彼らのような人々と一緒に仕事をできるのは特権です」と負けたのにも関わらず、最後まで日本人の精神を忘れることのなかった日本代表への感謝の言葉が綴られている。
監督の電撃解任から徐々に期待が薄れ、一時期は“おじさんジャパン”とまで皮肉られたサッカー日本代表。日本国民の期待をいい意味で裏切った侍たちの活躍は、次への希望を繋いでくれたのではないのだろうか。多くの感動を我らに届けてくれたサッカー日本代表に感謝しつつ、日本と熱戦を繰り広げたベルギーに熱い応援を送ろう。
あわせて、ベスト8進出を逃した日本代表に贈られた称賛の声もこの機会にチェックしてみては?