Off-White™ 2019年春夏コレクションのバックステージに潜入
〈Nike〉とのコラボレーション継続を確約する初見のAir Max 97も撮影に成功
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
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


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


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






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
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Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)がパリファッションウィーク期間中に発表した〈Off-White™(オフホワイト)〉の2019年春夏コレクションは、1980〜90年代のアメリカのユースカルチャーを現代的に解釈すると同時に、Futura(フューチュラ)などにも多大な影響を与えたイーストブルックリンの伝説のグラフィティーライター、Dondi White(ドンディ・ホワイト)にトリビュートを捧げるものだった。
『HYPEBEAST』はこの文化的背景を感じさせるランウェイの舞台裏に潜入。コレクションでは“DONDI”の名を配したTシャツのほか、“Style Master”の異名を持つ彼の作風にオマージュを捧げるグラフィティを随所で確認。また、コレクションの中核をなすデニムピースもスカルモチーフやウィットに富んだリング使い、ダメージ/ペイント加工など、細部にまで一切の抜かりがなく、『ザ・シンプソンズ』のバートがフロントを飾るニットやTシャツはまさに90’sを象徴するキャラクターものの最たる例だろう。
一方で、〈Nike(ナイキ)〉とのコラボレーションからも初見のスニーカーがベールを脱いだ。ベースに採用したのは、Air Max 97。グレーのアッパーはシームレスな仕上がりで、サイドにはグラデーションのスウッシュをセットしたものも。どのタイミングでのリリースになるのかは〈Nike〉からのアップデートを待つ必要がありそうだが、両者の関係はまだまだ継続路線と見ていいだろう。
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