2000年初頭から中期のNYヒップホップシーンをヒントにした BlackEyePatch 2018年春夏コレクション
ルックブックの舞台は旧車會「GIMATAI」のエンジン音が鳴り響いた2018年春夏“AT TOKYO”のバックステージ






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










“東京”をアイデンティティに、様々なカルチャー的背景を持ちながら神出鬼没に活動する〈BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)〉より、2018年春夏コレクションのルックブックが到着した。舞台は「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 Spring/Summer」の特別プログラム、“AT TOKYO”に参加した際のバックステージ。今季はグラフィティライターに欠かせない業務用ステッカーから、“取扱注意”のモチーフが目に止まるが、その他にも〈BEP〉のルーツのひとつでもある’00年~’05年辺りのニューヨーク・ヒップホップにも傾倒している。
その例としては、’03年頃に流行したラグジュアリーカーの代名詞「Rolls Royce(ロールス・ロイス)」へのオマージュがひとつ。また、モバイル企業広告のアーティスト起用とラッパーたちのミュージックビデオに度々モバイルフォンが登場したという相互関係を汲み取り、テック系の企業ロゴをイメージした“BlackEyePatch SOLUTIONS”などが挙げられる。加えて、〈Ed Hardy(エド ハーディー)〉、〈Von Dutch(ボン ダッチ)〉、〈True Religion(トゥルー レリジョン)〉といった’00年中頃のLAセレブスタイルにもヒントを受け、タトゥーのデザインやラインストーンをモチーフにしたアイテムも展開されている。
赤木雄一がシャッターを切った〈BlackEyePatch〉の最新ルックブックは、上のフォトギャラリーからご確認を。あわせて『HYPEBEAST』が独自で撮影した本バックステージの様子も振り返り、コレクションに対する理解を深めてみてはいかがだろうか。