HYPEBEAST が主催する初のフェス型イベント HYPEFEST の模様をレポート
藤原ヒロシをはじめ『AKIRA』の大友克洋ら多くの日本勢も参加した大型イベントの熱気をお届け
去る2018年10月6〜7日（現地時間）の2日間にかけて、アメリカ・ニューヨークのブルックリンにて開催された『HYPEBEAST』主催のフェス型イベント「HYPEFEST」。
本イベントでは、現代のファッションシーンを語る上で欠かせない気鋭のブランド、先行リリースのフットウェア、ミュージックシーンを騒がすアーティスト、ストリート感溢れるフードに至るまで『HYPEBEAST』的なライフスタイルを象徴する数々の要素が一同に会した。
初日の午前8時には行列ができ始め、開場前から何をゲットしようか話し合うファンの熱気に早くも包まれていた。イベントのウェルカムバッグとして〈BAPE®（ベイプ）〉のヤングライン〈AAPE BY A BATHING APE®（エーエイプ バイ ア ベイシング エイプ）〉と「HYPEFEST」のダブルネームトートを来場者に配布。今イベントの目玉のひとつであった〈Off-White™️（オフホワイト）〉x「RIMOWA（リモワ）」の次期コラボレーションアイテムは、2日間を通して複数回のリストックがあったが、その機会を逃すまいとアイテム購入時に利用する「HYPEFEST」アプリと睨めっこをする人の姿が多く見られた。
日本から参加した〈Girls Don’t Cry（ガールズ ドント クライ）〉や〈sacai（サカイ）〉をはじめ、〈adidas（アディダス）〉、〈C.P. Company（シーピーカンパニー）〉、〈ACRONYM®（アクロニウム）〉、〈1017 ALYX 9SM（1017 アリクス 9SM）〉、〈PUMA（プーマ）〉などのブランドは来場者の購買意欲を刺激するようなインスタレーションを展開。一方、〈Palm Angels（パーム エンジェルス）〉x〈Moncler（モンクレール）〉、藤原ヒロシがキュレーションを担当した「Beats by Dr. Dre（ビーツ・バイ・ドクタードレ）」による“The VINYL”、〈Ray-Ban（レイバン）〉、『Ginza Sony Park（銀座ソニーパーク）』に構える店舗を再現した『THE CONVENI（ザ・コンビニ）』は、“インスタ映え”する作り込まれたブースによってファンの目を楽しませた。そして、先日よりお伝えしてきた「HYPEFEST」世界先行販売となる藤原ヒロシ x 『ポケットモンスター』による“THUNDERBOLT PROJECT”ブースは、そのアイテムを手に入れようと押しかけた人集りにセキュリティの動員を余儀なくさせるほどであった。
Eddie Lee/Hypebeast
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アート界からも豪華ゲスト陣が招かれ、グラフィティ界のレジェンドアーティストのFutura（フューチュラ）、Eric Haze（エリック・ヘイズ）、STASH（スタッシュ）、André Saraiva（アンドレ・サライヴァ）、Kevin Lyons（ケビン・ライオンズ）、Steven Harrington（スティーブン・ハリントン）に加えて、日本が世界に誇る巨匠・大友克洋も参戦。コラージュアーティストの河村康輔をタッグを組んだ『AKIRA』チームはブースでの物販に加えて、「HYPEFEST」全体のエントランス壁画も担当。
各界のセレブリティやインフルエンサーを招いた貴重なパネルディスカッションも開催。ラッパーのAction Bronson（アクション・ブロンソン）やGucci Mane（グッチ・メイン）、俳優のJonah Hill（ジョナ・ヒル）、Aleali May（アレイリ・メイ）、Matthew M. Williams（マシュー・ウィリアムス）、John Elliott（ジョン・エリオット）、Errolson Hugh（エロルソン・ヒュー）、Lauren Tsai（ローレン・サイ）、Nigel Sylvester（ナイジェル・シルベスター）、Will Smith（ウィル・スミス）の次男であり多方面で活躍するJaden Smith（ジェイデン・スミス）ら『HYPEBEAST』読者であればお馴染みの面々が参加。また、お忍びでサプライズ来場したTravis Scott（トラヴィス・スコット）は、かねてより親交のある〈ALYX〉をはじめとしたブランドのブースに立ち寄るなど、短時間ながらイベントを満喫している様子だった。
イベントを締めくくるライブでは、アルバムをリリースしたばかりの注目の若手ラッパー・Sheck Wes（シェック・ウェス）を筆頭に、A$AP Nast（エイサップ・ナスト）、Buddy（バディ）、Venus X（ヴィーナス・X）、Benji B（ベンジー・B）、Trippie Redd（トリッピー・レッド）といった最旬のアーティストがステージ上で大暴れ。会場に詰め掛けた多くのファンを最後まで楽しませた。
あわせて、“THUNDERBOLT PROJECT”の国内展開もお見逃しなく。
