過激ツイートが物議を醸すトランプ大統領の Twitter が凍結されない理由とは
凍結を求める声が相次ぐトランプ大統領のアカウントをなぜ規制しないのかTwitterが声明を発表
その過激な発言により度々炎上するアメリカ合衆国のトランプ大統領のTwitterアカウントだが、Twitterは規約で禁止している第三者に対する侵害行為にあたるような投稿をする彼のアカウントをなぜ凍結しないのか疑問視されてきた。
最近では北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の“核のボタン”発言に対し、トランプ大統領は“please inform him that I too have a Nuclear Button, but it is a much bigger & more powerful one than his, and my Button works!（私も核のボタンを持っており、それは彼のものよりも大きく強力であり、私のボタンは作動するということを彼に伝えてほしい）”とツイート。この投稿は全世界で物議を醸し、同大統領のアカウント凍結を求める声がこれまで以上に高まり、Twitterは同社のブログでなぜ、このような過激発言を制限しないのか下記のような声明を発表した。
Twitterアカウントを持つ政治家や世界の指導者たちについては多くの議論がありますが、我々のスタンスを共有しておこうと思います。選ばれた世界の指導者たちは我々の社会に多大な影響を与え、世界の大衆の会話の中で重要な役割を担っています。Twitterがその指導者をブロックや、議論の的となるツイートを削除してしまっては、大衆が見て議論すべき重要な情報が隠されてしまうことになります。我々は指導者による政治的文脈に応じてツイートを調査し、適宜ルールを施工します。
トランプ大統領のTwitterでの過激発言はこれまでも続く可能性が高いようだが、Twitter側がルールを施工する日は来るのか、大統領のアカウントをフォローし注目しておこう。
これまで話題となったトランプ大統領の話題もあわせてプレイバック。
North Korean Leader Kim Jong Un just stated that the “Nuclear Button is on his desk at all times.” Will someone from his depleted and food starved regime please inform him that I too have a Nuclear Button, but it is a much bigger & more powerful one than his, and my Button works!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 3, 2018
