Netflix が航空会社と契約し空へと映像配信の幅を広げる

「Netflix and Chill」という言葉を生み出すほどに世界中で人気を博す動画配信サービス「Netflix」が、航空会社とパートナーシップを組み、2018年に航空機内への導入を始める模様。既に「Virgin America」をはじめとするいくつかの航空会社では機内に導入されているが、「Netflix」のプログラムをモバイルデバイスと同じように機内で視聴可能とする帯域幅を導入する技術が航空会社に提供され、より幅広いラインアップから観たいプログラムをセレクトできるようになるとのこと。

「Netflix」によると、同社サービスの導入により航空会社は機内で提供する帯域幅に要するコストの75%を削減でき、「Netflix」は航空会社とのそんなウィンウィンな関係を築くと共に、より多くの映画や番組を配信するためにたくさんの乗客に利用して欲しいと考えているとのこと。「Netflix」が航空機にいつ導入されるのかは明らかになっていないが、会員には自身のデバイス上での無料アクセスを提供し、非会員も30日間のトライアルを楽しめるようになる模様。このパートナーシップによる「Netflix」の大幅な会員増加も見込まれている。