エロルソン・ヒューが ACRONYM x NikeLab AF1 は2013年に完成していたと発言
〈ACRONYM〉の共同設立者と〈Nike〉のデザインディレクターによる討論会にて

「ACRONYM x Nikelab Air Force 1 Downtown Hi」は、スニーカー界で注目を浴びている最新のコラボモデルだ。先日ニューヨークの『NikeLab 21 Mercer』にて同モデルがリリースされた後、〈ACRONYM(アクロニム)〉のErrolson Hugh(エロルソン・ヒュー)が「No Vacancy Inn」主催の〈Nike(ナイキ)〉のデザインディレクター・Nate Jobe(ネイト・ジョウブ)、漫画家のPaul Pope(ポール・ポープ)との討論会に臨んだ。そして、そこでこのシューズのデザイン、開発過程についての面白い事実が明らかにされた。
Errolsonは「実はこの靴のデザインは2013年の3月には完成していたんだ。完成からリリースまでに3年と11ヶ月かかったんだ。やっと発売されて本当に興奮しているよ」とコメント。また、発売までに何故これほどの時間がかかったのかと尋ねられると、「答えが長くなっちゃうけど、要するにこの靴は忍耐力の賜物なんだ。この靴の開発過程でありとあらゆることが上手くいかなくなる可能性があって、ある時点でそれが現実のものとなってしまった。この靴が実際に発売されたという事実は、Nikeの皆さんの努力と辛抱強さ、忍耐力を証明するようなものなんだ」と返答し、苦労の末のリリースであったことを明かしている。
開発が難航した同プロダクトだが、デザインディレクションは明白で、“デザインの構造と物理性”に集中することだった。Nateは「Air Force 1」の文化的な意味について触れ、「Nikeでは誰にでもウチのアイコニックなプロダクトに手を着けさせるわけじゃないんだ。信頼できる人たちを常に探している。Nikeに強く共感出来る人たちをね」とErrolsonが〈Nike〉にとってかけがえのないパートナーであることを強調している。
インタビューの全容は、こちらをチェック。