Interviews: Fred Perryとコラボを実現した、クリエイティブユニットのArt Comes First
二人が日本と強いコネクションを感じる理由とは?
今回オーセンティックなロンドンブランド〈Fred Perry〉がコラボ相手として選んだのは、「Shaka Maidoh」と「Sam Lambert」によるロンドンのクリエイティブユニット「Art Comes First」。「旅するテイラー」として、彼らのセンスと旅先で出会うサブカルチャーを融合させ、モダニティあふれる作品を作り上げる二人組だ。〈Fred Perry〉のアイコニックなアイテムを彼らが持つクリエイティビティでモダンに再構築。そんなコラボレーションを記念して、スペシャルイベントを『Fred Perry Shop Tokyo』にて開催。ホストとして来日したShakaとSamにエクスクルーシブなインタビューを行った。
-〈Fred Perry〉とコラボレーションを行うことになったキッカケは?
Shaka:実は僕たちが日本に訪れた時が始まりで、〈Fred Perry〉と素晴らしいミーティングができたんだ。しかしそれ以前に僕たちは〈Fred Perry〉の大ファンだったというのもあるよ。僕たちはサブカルチャーが浸透していたイギリスの東ロンドンで育ったこともあり、〈Fred Perry〉は常にワードローブに入っていたんだ。それは学生時代から変わらず、現在でもね。コラボレーションに関しては僕たちが日本に来た時、〈Fred Perry〉の日本チームとミーティングを行い、お互いのアイディアを共有して、どのようなコラボレーションができるか話し合ったんだ。もちろん本国チームから承諾をもらってから本格的に話が始まったよ。
Sam:僕たちも参加し、ロンドンで開催された「Return of the Rude Boy Exhibition」が、日本で開催された時があったんだ。このエキシビジョン内容は、ジャマイカのカルチャーに影響されたロンドンのストリートカルチャーについてだったんだけれど、日本チームは僕たちが〈Fred Perry〉と同じようにイギリスのサブカルチャーを魅せることに力を入れていると気がつき、そんな僕たちに興味を持ってくれたと思うんだ。
-今回〈Fred Perry〉とコラボレーションした際、何を重要視しましたか? そしてそのコラボレーションについて教えてください。
Sam:メモリーかな。今回は様々なフィーリングを引き起こすものになっているんだ。音楽、社会行事だったり、伝統に基づいているんだよ。〈Fred Perry〉に対して、今まで持っていた印象以上のものを見れたと思っているよ。若い頃から着ているブランドというイメージとはほかに、ここまで伝統を持ったブランドという風には見ていなかったと思う。そこで僕たちは今回、イギリスの純粋なサブカルチャーを学べた気がするよ。そしてそのサブカルチャーが、僕たちのインスピレーション源になったんだ。僕たち二人はお互いが、それぞれサブカルチャーから受けたインスピレーションを共有しあう、そして僕たちは旅行することが多い。常にさまざまなカルチャーに影響されている僕たちは、自分自身を「ジプシー」のようだと感じているよ。この世界が持つさまざまなカルチャーをミックスさせると多くのサブカルチャーが生まれてくる。そして先ほども言ったけど、僕たちが育ったイギリスの東ロンドンでは、たくさんのカルチャーが共存していたんだ。ロンドンに住むノンネイティヴが持つサブカルチャーが、音楽やファッション、そして僕たちにも影響をもたらしてきたと思うよ。
そして今回のコレクションは〈Fred Perry〉のクラシックなスタイルを僕たちが得意とするテーライングでモダン&シャープに仕上げたんだ。〈Fred Perry〉のポロシャツをはじめ、ジャケット、ハットを展開しているよ。
-日本にはよく来ていると言っていましたが、日本に対しての印象は?
Sam:実は毎年日本に来ているんだ。〈Fred Perry〉のために来たのは半年前だけど、初めて東京に訪れたのは2~3年前で、それから定期的に来るようにしているよ。来る前から日本のカルチャーとは、何か強いコネクションを感じていたんだ。日本の伝統的なクラフトマンシップは、上手く維持されていると思う。伝統を大事にしている国はたくさんあるけれど、日本ほどクラフトマンシップも保つことができている国は多くないんだ。日本が持つ伝統とクラフトのコンビネーションは、とても興味深いと僕たちは感じているよ。そして実際に日本を訪れたとき、僕たちが元々持っていた印象を確証できることができたんだ。それ以外にもロンドンに住んでいる、日本人クリエイターたちからも影響されているよ。
Shaka:実は日本のマーケットは僕たちにとって一番大きいマーケットなんだ。そのために日本を訪れるはとても大切でもあるんだよ。
-〈Fred Perry〉とのコラボを通して、日本や日本人に対して第一印象から変わった印象や面白い部分はありましたか?
Sam:そうだね。どんな小さいプロセスからも学ぶことがあるんだ。常に学ぶことがあるからクリエイティブでいられるし、学ぶことがなければ僕はデザインという仕事を続けられないと思う。僕たちが日本チームと最初にミーティングした時もそうだった。サブカルチャーに対しての考え方が、僕たちと全く違かったんだ。でもその違いをミックスさせることによって、現代的で新しいアイディアが生まれる。僕が常に言っているのが、多くの人はヒップホップやモッズのようなサブカルチャーに魅了されているが、それをそのまま表すだけではダメなんだ。そのサブカルチャーは10~15年前のものだから、現代版にアップデートしていかないといけない。それが僕たちと〈Fred Perry〉が持っていた考えの違いだと思う。彼らが「Rude Boy」のカルチャーを目にした時、とてもフレッシュな目で見られると思うんだけど、僕たちからしてはどこかパントマイムを見ているようなんだ。その差がとても新鮮に感じたよ。
-最後に聞きます、ずばり二人にとって〈Fred Perry〉とは?
Shaka:僕たちが今まで話してきた「伝統」、「サブカルチャー」、と「アイコニック」という3つのカテゴリーを兼ね揃えたブランドだと思うね。
こちらから彼らが手掛けた全コレクションをチェックして、実際に発売中の『Fred Perry Shop Tokyo』に足を運んでみては?















