Essentials: Impossible Project のCEO、Oskar Smolokowski

現代の「ポラロイド」カメラとアナログ写真を支える「Impossible Project」の新しいCEO

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2008年に生産中止が発表された「Polaroid」社のフィルム。そのオールドスクールでアイコニックなインスタントカメラのフィルムを絶やすまいと立ち上げられた「Impossible Project」は、創設者たちが「Polaroid」社のフィルム製造機を買い取り、実際に工場で長年働いていた熟練工たちとともに「ポラロイドカメラ」で使用できる独自のインスタントフィルムを生産している。 そして現在成長を遂げた「Impossible Project」は、 今年5月にとうとうオリジナルのインスタントカメラ「I-1」を発売。デジタルの時代が進む一方で、オーセンティックな写真のフィールドを守りながら革新を続けている。そして2014年、「Oskar Smolokowski(オスカー・スモロコウスキー)」が同社の新たなCEOに就任した。

Smolokowskiにとってヴィンテージのデザインは欠かせないもの。大きな「Olivetti Valentine」のタイプライターにはじまり、ドイツ人インダストリアルデザイナー「Dieter Rams(ディーター・ラムス)」のファンである彼には、Ramsの著書『As Little Design as Possible』も必需品だ。Ramsのミニマルな美学は、日頃のインスピレーションの源として外せないエッセンスだという。また「Impossible」のCEOとしてカメラへの造詣も深い彼は、自ら写真を撮ることはもちろん、カメラの解体や組み立てに要するスクリュードライバーやピンセット、カリパスは日常的に手元にあるようだ。しかし彼の趣味は写真だけにとどまらず、「OP-1 ポータブル シンセサイザー」でのクリエイティビティーも楽しんでいるとのこと。

こちらより、Smolokowskiらへのインタビューと「I-1」、オリジナルインスタントフィルムの製造過程も覗いてみよう。

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