国内初 Starbucks Reserve Roastery が中目黒にオープン決定
設計を担当するのは日本を代表する建築家の一人、隈研吾
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世界最大のコーヒーチェーン店『Starbucks』が手がける高級ブランド〈Starbucks Reserve〉の専門ロースタリーが、中目黒にオープンすることが決定した。2014年にシアトルにオープンした『Starbucks Reserve Roastery』ではコーヒーの焙煎をストアで行うほか、2階建ての図書館、インハウスキッチン、ギフトショップなど世界一広く、コーヒーショップの域を超えた店舗として人気を集めている。上海とニューヨークでのオープンはすで決定していたが、今回新たに東京が4店舗目として加わった。
国内初の『Starbucks Reserve Roastery』は2018年12月のオープン予定で、設計を担当するのは世界的に建築家として名が知られる一人、「隈研吾」。『Starbucks』のCEOを務める「Howard Schultz」は今回の発表について、以下のようにコメントしている。
1996年、北米以外の初のマーケットとして出店した日本は、スターバックスにとって重要かつダイナミックなコーヒーマーケットです。これまでにない形でコーヒーの素晴らしさを賞賛することができる、ユニークで斬新なコーヒーの世界に心ゆくまで浸かることのできるような店舗体験をお客様に提供できることを誇りに思います。隈研吾氏とのコラボレーションによって、日本のお客様にスターバックスのコーヒーとパートナー(従業員)をさらに身近に感じていただけるような空間を創りあげることができることを光栄に思います。
そして「隈研吾」は以下のように語った。
私の友人や家族、そしてコーヒーを愛する地域の方々が、このユニークな店舗空間を体験いただける東京のロースタリーの設計をリードできることを光栄に思います。これまで培ってきたスターバックスとの関係をさらに強固なものとし、この特別な地区の文化そして人々にふさわしい、東京の中で誰もが一番行きたいと思っていただけるような、象徴的な場所を創りあげることができるのを楽しみにしています。
国内初の『Starbucks Reserve Roastery』は春になると桜が楽しめるよう目黒川沿いに建設予定で、敷地面積1,200平方メートルの広さになるという。この場所はお客様にコーヒー栽培の良さを更に理解していただけるような空間作りにしていきたいという。2018年オープンとまだまだ先だが、オープンが楽しみだ。