Rick Owens が抗議メッセージを掲げたモデルについてコメント

「Paris Fashion Week」で物議を醸した話題について、デザイナーがインタビューに答える

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Rick Owens〉の2016年春夏コレクションランウェイショーで大きな話題を呼んだ「TIAD」所属モデル「Jera Diarc」のとった行為について、デザイナーがコメントを伝えた。政治的な発言とも捉えられるランウェイモデルの抗議メッセージであったが、Rickは「私はあの瞬間に激怒していました。私は彼自身にスポットライトがあたり、私のショーを台無しにされたと感じました」と米『Surface』誌で説明。そして、「私が彼を拳打した理由は、もし私があそこで何かリアクションを起こさなければ、ブランド側が関与してたと思われかねない。みなさんは、私があの事件にどれだけ憤りを感じたのか、わかっているはずです」と続けている。詳細は下の抜粋、および『Surface』をチェック。

ーあのメッセージを掲げたモデルとは話していたのでしょうか?

いいえ、話してません。彼は大酒飲みで、可愛らしくも少し変わり者です。しかし、彼の行為は本当に愚かでした。彼はこの事実を深く受け止め、彼を愛する全ての人々に謝罪しなければなりません。現在、周りの人々は私を思いやるため、私以上に彼を敵対視しているはずです。本当に信じられないジェスチャーでした。

ーこの抗議メッセージは、〈Rick Owens〉のランウェイで披露したかったテーマとは全く関係のなかったことのように思います。

それがもっとも重要な問題です。とてもネガティブな行為でした。私が表現したいことは、常に優しさ、親切さ、愛に基づくものです。

ーもしチュニックを着たモデルが不意に陰茎をさらしてしまったら、あなたは彼に何を伝えますか?

何も恥じることはないと慰めるでしょう。どうして親たちは醜いものだと教えるのでしょうか?もっとも保守的で、腹立たしいことは、“何と気味の悪いことをするんだ。誰も見たくない”、または“どうしてそんなに小さいのか”と非難することです。それ以上に伝えることがあるはず。子供にどうすれば大きくなるか教えるのですか? それは愚かなことではないのでしょうか?

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