FUJI ROCK FESTIVAL ’15 注目アーティスト – DAY3

2015年7月24日(金)から26日(日)まで開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」。 日本最大のフェスティバルには「Foo Fighters」、「Muse」、「Noel

ミュージック
4,234 Hypes

2015年7月24日(金)から26日(日)まで開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」。 日本最大のフェスティバルには「Foo Fighters」、「Muse」、「Noel Gallagher’s High Flying Birds」などがヘッドライナーに登場するなど、今年も国内外の約200アーティストが集まる。そんな「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」の注目アーティストを、各日ごとに厳選してお届け。


FKA twigs

今年のフジロック大本命は間違いなく「FKA twigs」。ロンドンでモデルやダンサーとしての活動と並行しながら、音楽制作を続けていた「FKA twigs」こと「Tahliah Barnett(タリーア・バーネット)」は、現在のバンド・メンバーとクラブで出会ったことにより音楽活動を本格化させる。2つのEPを発表したのち、昨年に初のスタジオ・アルバム『LP1』をリリース。少ない音数だからこそ栄える圧倒的な彼女の表現力と歌唱力。そしてArcaやInc.などの、新進気鋭のミュージシャンと共に作ったサウンドは、神秘的な世界観で新しいエレクトロ・ミュージックでありながらも、ポップ・ミュージックとして耳に心地よく浸透する。昨年開催れた「渋谷クアトロ」での単独公演はわずか23時間で完売。彼女を拝める機会は間違いなく貴重だ。今年のフジロックに行くなら是非観たいアクト。

Benjamin Booker

ナッシュビルのスタジオでたった6日間で作成されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『ベンジャミン・ブッカー』。本作は昨年リリースされ、世界のロック好きなリスナーを中心に大きな反響をよんだ。彼が作り出すロックンロール、ブルース、ソウル、R&Bなサウンドには荒削りな初期衝動が詰まっている。ただそれは単なるロックの焦燥感や、若さにまかせた疾走感ではない。それは彼のサウンドを聴いて頂ければ分かるはずだ。なによりも迸る熱さが違う。故郷の米・フロリダはタンパのとあるクラブで、相棒のドラマーのマックスと共に演奏をしていたところをスカウトに見いだされ、本作のリリースに至った。イギリスではラフ・トレード、アメリカではATOというビッグ・レーヴェルからのリリース。「Jack White」のオープニングに抜擢されたり、ここ日本でも、今年の2月に行われた渋谷DUO MUSIC EXCHANGEでのライヴが記憶に新しい。

Manic Sheep

昨年のROOKIE A GO-GOに主演した台湾のバンド「Manic Sheep(マニック・シープ)」が今年は三日めのレッド・マーキーにトップバッターとして登場。ロックバンド「透明雑誌」などの登場により、日本でも注目が集まってる台湾ミュージック・シーン。その中でも近年、その存在感を知らしめてきたのが、台北を拠点に活動して いる「Manic Sheep」だ。結成当初はエレクトロポップをやっていたが、メンバーの入れ替わりによって音楽のスタイルも変化させていった。今年に入り初期の 人数編成(5人)に戻ったマニックシープの現在の音楽は、ソニック・ユースなどの、90年代オルタナティブからの影響を色濃く感じさせるノイジーな曲が特徴的だが、時折顔を覗かせる甘いメロディがまたキュート。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。