Recaps:NYC で開催された Nike Air MAG プレゼンテーション
The Future is Now
現在スニーカー界を騒がせているのが、昨日〈Nike〉から発表になった待望の「Air Mag」。映画『Back to the Future 2』に「未来の靴」として登場した伝説のスニーカーが、最初に復刻することを発表されたのは一年前の2015年だったが、今回はリリース日とともにオフィシャルなルックなども発表された。そして〈Nike〉は実際に話題のシューズを体感してもらうために、ニューヨークでプレゼンテーションを開催した。
〈Nike〉のシニアイノベーターである「Tiffany Beers」とともにスタートした”Nike Mag Presentation”。フューチャリスティックなムードを醸し出す会場には、白い手袋をしたバトラーたちが来場者を迎え、エントランスから期待を高める空間づくりとなっていた。イベントは多くが待ち望んでいた「Air Mag」のアダプティブ・シューレースシステムやヒール部分に搭載されているライトなどのチュートリアルからスタート。来場者の目を奪った。
今、最もフューチャリスティックな一足と呼ばれても過言ではない「Air Mag」だが、気になる点といえばシューズの重さと履き心地であろう。しかし驚くことにハイテクノロジーが搭載されているとは思えないほど、軽量で履き心地が良いというのがプレゼンテーションの結果のようだ。
また「Tiffany Beers」は、デザインのディテール、テクノロジーのアップデートに要した時間などを語り、2011年に発表されたサンプル版からの進化経過を説明した。特に挑戦的だったのは、アダプティブ・シューレースシステムで、元々決定していたデザインに搭載する難しさを語ったのであった。
この近未来的な一足は通常販売ではなく、抽選販売形式になり、応募は現地時間の10月11日に終了する。当選者は現地時間の10月17日に発表。応募回数は無制限だが、一回10ドルかかり、集まった金額は全てパーキンソン病の研究のために「Michael J. Fox Foundation」へ寄付されるという。「未来の靴」を手に入れるために、運試しも兼ねて応募してみては?