今年を代表する100組を選出した “Hypebeast100” の2023年度版が発表
今回新設された“Hypebeast100 Hall of Fame”にて、藤原ヒロシが殿堂入り

ファッション、アート、ミュージックを中心とする『Hypebeast』を取り巻くカルチャシーンにおいて、目覚ましい活躍を見せた重要人物たちを100組選出する恒例企画 “Hypebeast100”。本格的にコロナ禍を乗り越えた2023年は、オンラインにフォーカスした過去3年と比較すると、国内外で人の動きが活発となり、フィジカルでのプレゼンスが重要視された年だったとも言える。改めて振り返ると、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉メンズ クリエイティブ・ディレクター就任をはじめ、年間を通じて新時代の幕開けを予感させる出来事が多い1年だった。そんな2023年の“Hypebeast100”では、日本から前年を上回る20組がリスト入りを果たし、そのうち6組が初選出となった。
その顔ぶれは〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉川久保玲、村上隆、〈sacai(サカイ)〉阿部千登勢、〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉高橋盾、〈HUMAN MADE®️(ヒューマン メイド)〉と〈KENZO(ケンゾー)〉を手掛けるNIGO®️(ニゴー)、VERDY(ヴェルディ)、〈Junya Watanabe(ジュンヤ ワタナベ)〉の渡辺淳弥、〈NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)〉滝沢伸介、〈AMBUSH®(アンブッシュ®)〉YOON(ユン)、〈visvim(ビズビム)〉中村ヒロキ、〈READYMADE(レディメイド)〉〈©SAINT M××××××(セント マイケル)〉の細川雄太といった常連メンバーや〈NEEDLES(ニードルズ)〉清水慶三、河村康輔、〈doublet(ダブレット)〉井野将之の複数回選出組に加えて、初選出となる〈Engineered Garments(エンジニアド ガーメンツ)〉鈴木大器、〈Maison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラヤスヒロ)〉三原康裕、〈WIND AND SEA(ウィンダンシー)〉の熊谷隆志、〈and wander(アンドワンダー)〉の池内啓太と森美穂子、〈AURALEE(オーラリー)〉岩井良太、〈PROLETA RE ART(プロレタ リ アート)〉のPROT。中でもPROTは、昨年“Hypebeast100 Next”からの昇格となった。また、今回新設された“Hypebeast100 Hall of Fame”にて、〈fragment design(フラグメント デザイン)〉の藤原ヒロシが殿堂入り。HFはこれまでに9回選出されていた。
先述した“Hypebeast100 Next”は、“Hypebeast100”の次世代版となり、ローカルのシーンで際立った活躍を見せた新進気鋭のデザイナーを選出するアワードだ。日本からは、今年もさまざまなコラボレーションでアート業界を席巻したCOIN PARKING DELIVERY(コイン・パーキング・デリバリー)、若手世代に絶大な人気を誇る次世代のスターデザイナー〈DAIRIKU(ダイリク)〉の岡本大陸、カルチャー/ストリートシーンのこれからを牽引する〈CarService(カーサービス)〉の橋本奎の3組が選ばれている。
全編英語にはなるが、“Hypebeast100 2023”をはじめとする各アワードは、こちらの特設ページからご確認を。