世界初のスペースホテルが3年後の2025年に開業予定
宇宙をより身近にするため、ステーション内は人口の重力を搭載
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昨年末には、前澤友作の宇宙旅行も大きな話題となったが、アメリカの宇宙開発企業「Orbital Assembly(オービタル アッセンブリー)」が、観光客用の宿泊施設を備えた2つの宇宙ステーションの建設を予定している。
以前にもお伝えしていた『Voyager Station(ボイジャーステーション)』は、2027年の開業予定となり、400人が収容可能。一方、規模は縮小されるが、28人収容の新たな『Pioneer Station(パイオニア ステーション)』は、わずか3年後の2025年には運用開始が可能だという。「Orbital Assembly」のCEOであるTim Alatorre(ティム・アラトーレ)はこの『Pioneer Station』について「より多くの人がより早く宇宙を体験できるようになる機会を得るでしょう」とコメント。また『Pioneer Station』では、人口の重力を搭載しているそうで、ゲストは地球上と変わりなく移動できるとのこと。これについて先述のAlatorre氏は「一般的に宇宙で過ごすことは、SFで夢の体験になるでしょう。私たちのビジョンは、重力という身近な要素を導入することで、宇宙を人々が訪れたいと思う目的地にすることです」と述べている。