スコッティ・ピッペンが最優秀ディフェンス賞を獲得していないのはマイケル・ジョーダンが原因?
またもかつての盟友MJに噛み付く
自著『Unguarded』の発売にあたり、Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)をたびたび非難していることが話題となった元NBAのスーパースター Scottie Pippen(スコッティ・ピッペン)。シカゴ・ブルズを6度の優勝に導いた彼らといえば、NBA史上最高のデュオとして知られていただけに、盟友のJordanを批判しているPippenの姿にショックを受けた人も多かっただろう。ドキュメンタリーシリーズ『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』から関係が悪化したとされる両者だが、Pippenの不満はまだまだ収まらないようで、またもMJに牙を剥いた。
『Unguarded』の宣伝でフランスのメディア『Trash Talk』に出演したPippen。そのインタビュー内で「最優秀守備選手賞を1度も獲得していないけど、何が起きたんですか」と尋ねられた際に、「みんなMichaelを見るのに忙しすぎたんだろう」とコメントした。Pippenはオールディフェンシブ1stチームに8回(Jordanは9回)選出されているものの、最優秀守備選手賞の獲得にはいたっておらず、その過小評価の理由がJordanに起因しているとした。とはいえ、JordanもPippenのルーキーシーズンに最優秀守備選手賞を1回受賞したきりなので、本件を彼のせいにするのはやや強引かもしれない。