Louis Vuitton x Nike Air Force 1 発売記念エキシビションに潜入
会場内に建てられたツリーハウスにはヴァージルのアトリエの空間を忠実に再現
今年6月より一般販売が決定した故Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)の手掛けた〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉と〈Nike(ナイキ)〉によるコラボAir Force 1。この話題のモデルのリリースを記念したエキシビション “Louis Vuitton and Nike “Air Force 1” by Virgil Abloh”が、現在ニューヨークのグリーンポイント・ターミナル倉庫で開催中だ。本稿では、この注目のエキシビションの会場内の様子をレポートする。
本エキシビションは、生前のVirgilが2021年夏にデザインしたAF1全47モデルに焦点を当てるもの。古い倉庫の改装した会場のエントランスは鮮やかなオレンジで彩られ、ブレイクダンスをしているダンサーを象った巨大な像が来場客を迎える。内部は〈Louis Vuitton〉と〈Nike〉のロゴが散りばめられた空間となっており、グリッド状の構造はこのスペースに建てられた架空の都市の設計図を上空から見た様子をイメージしたもの。AF1は会場内に設置された磁石の付いた壁やホログラフィックディスプレイ上で、動かしながら見せるという独特の展示形態が取られている。これはブレイクダンスの動きから着想されたという。また、会場内に建てられたツリーハウスの内部には、Virgilのオフィスであったパリ・ポンヌフ通りの〈Louis Vuitton〉のスタジオとアトリエの空間が忠実に再現され、DJブースやイメージボード、スニーカーのパーツなどが展示されている。
“Louis Vuitton and Nike “Air Force 1” by Virgil Abloh”は、5月31日(現地時間)まで開催中。現地を訪れる機会のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。