小木 “Poggy” 基史と HYPEBEAST 編集長・阿部が都内の古着屋を探訪 | Invite Only
原宿『BerBerjin YUHODO』と渋谷区・富ヶ谷『Mr. Clean』の2店をチェック
昨年12月より、『YouTube』に移植した『HYPEBEAST JAPAN』の『Instagram』アカウントの看板企画 “INVITE ONLY”。過去2回はファッションキュレーター 小木”Poggy(ポギー)”基史と『HBJP』編集長の阿部勇紀が“最近ゲットしたアイテム”をご紹介してきたが、今月はスタジオを飛び出し都内の古着屋を探訪。今回は、東京・原宿の『BerBerjin YUHODO』と渋谷区・富ヶ谷にある『Mr. Clean』にお邪魔し、独自の視点から注目アイテムをピックアップ。また、それぞれが気になるピースも実際にゲットし、そちらも動画内で紹介している。
昨年9月にオープンしたばかりの東京・原宿の『BerBerjin YUHODO』では、ディレクターの蒔田康介が“推し”だと語るヴィンテージの〈L.L.Bean(エルエルビーン)〉のオイルドジャケットとNFLのオークランド・レイダースがアメリカ・ロサンジェルスに拠点を置いていた1980年代〜1990年代のチームジャケットが登場。これらのビッグサイズアイテムは、現在ではなかなか手に入らない貴重な品だという。また、〈Levi’s®(リーバイス®)〉のデニムからは501、505、517をセレクト。同時に、『BerBerjin YUHODO』は仕入れの際に色味が“5割以下”のものを選んでいるという貴重なエピソードも紹介された。その他にも〈Carhartt(カーハート )〉のベスト、ここ数年でも顕著な値上がりが見られる黒の〈Champion(チャンピオン)〉REVERSE WEAVE®︎(リバースウィーブ)についても解説。また、スポーツをきっかけにファッションに目覚めたという阿部は、NBAトレイルブレイザーズのREVERSE WEAVE®︎をピックアップした。蒔田氏が今後目を付けておくべきと勧める2000年代の映画やバンドのアイテムからは、映画制作会社「DreamsWorks」のホラームービーの『The Ring』Tシャツ、1980年代から活躍するヒップホップグループ Public Enemy(パブリック・エネミー)のTシャツが登場した。
2店舗目は渋谷区・富ヶ谷にある『Mr.Clean』。こちらはトラッドテイストな品揃えが特徴で、ファッションフリークから信頼される人気店。オーナー兼バイヤーの栗原道彦によれば、〈Ralph Lauren(ラルフ ローレン)〉のアイテムは、Z世代/ミレニアル世代にとっては“新しい”、1970年代〜1980年代生まれの人には“懐かしい”アイテムということもあり、手に取る層が広がっているとのこと。今回は〈Champion〉のアメリカンフットボールカレッジ“BIG 8”のリンガーTシャツ、ワイオミングのフットボールTシャツ、1983年から現在まで活動するロックバンド Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、2000年代初頭に一世を風靡したミクスチャーバンド Limp Bizkit(リンプ・ビズキット)のTシャツ、NBA フェニックス・サンズのTシャツなどが登場した。1件目の『BerBerjin YUHODO』でもご紹介した〈Champion〉REVERSE WEAVE®︎。こちらでは1970年代のフルジップアップ、スナップスウェットシャツがストック。また、普段キッズウェアのヴィンテージアイテムを目にする機会は少ないが、『Mr. Clean』では豊富な品揃えを誇る。以前〈Carhartt WIP〉のキッズウェアを同店舗で購入したというPoggyは、キッズウェアのディテールを洋服づくりの参考にしているだけでなく、事務所や部屋のインテリアとしても活用しているそう。最後には、アメリカでも人気であるが故になかなか在庫が確保できない希少な『PEANUTS(ピーナッツ)』のペナントが登場した。2店舗を巡りPoggyは計5点、阿部は計2点を購入。2人がどんなアイテムを実際に購入したのかは、動画でチェックしてみよう。