Instagram が IGTV アプリの提供を2022年3月で終了へ
動画の作成方法と視聴方法をよりシンプル化してリールに注力していくと発表

米「Meta(メタ)」(旧:「Facebook(フェイスブック)」)傘下の『Instagram(インスタグラム)』は2月28日(現地時間)、同社がAndroidおよびiOSスマートフォン向けに提供している動画アプリ『IGTV』のサポートを今年3月に終了する旨を明らかにした。
同社の公式ブログで発表された内容によると、『Instagram』での動画の作成方法と視聴方法をよりシンプル化し、今後リールをその中心に据えるための施策の一環として今回のサポート終了が決定したようだ。今後予定されている変更点としてあげられているのは、まずユーザーがリール動画を作成して収益を得る方法を増やすため、年内に『Instagram』の新たな広告機能のテストを開始。この機能によって、ユーザーはリール動画に表示される広告から収益を得られるようになるという。次に、インストリーム動画広告(旧IGTV広告)のサポートを終了する。現在インストリーム動画広告で収益を得ているクリエイターには、最近の収益に基づいて一時的に毎月臨時金が支払われるとのこと。そして、先述の通り『IGTV』のスタンドアローンアプリのサポートが終了。その代わり、『Instagram』本体のアプリにすべての動画を統合しシンプル化を進めることで、動画機能を楽しむことがさらに簡単になる予定だ。