韓国の自動車メーカー Hyundai が12年ぶりに日本の乗用車市場に参入
地球環境に配慮したBEVとFCEVの2車種の投入を予定
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韓国の自動車メーカー「Hyundai Motor Company(ヒョンデ・モーター・カンパニー)」が2月8日(火)、環境に配慮したEVであるIONIQ 5(アイオニック ファイブ)、FCEVのNEXO(ネッソ)の2車種で日本市場への参入を発表した。
IONIQ 5は、イタリアのカー&インダストリアルデザイン界の巨匠 Giorgetto Giugiaro(ジョルジェット・ジウジアーロ)による1974年型のPony Coupe Concept(ポニークーペコンセプト)をオマージュ。「Hyundai」の過去と現在、そして未来を繋ぐ“Timeless value、時間を超えた価値”というコンセプトから生まれ、サステナブルかつ革新的な機能の搭載や広い空間性を実現させたことで、新しいEVエクスペリエンスを提供する1台だ。価格はベースグレードで479万円(税込)から。
NEXOは、独自の技術で開発された水素電池で動くFCEVだ。水素と大気中の酸素を化学反応させて電気を生成するこのシステムは、モーターで走行することによる汚染物質を排出しない上、3段階の空気浄化システムにより走行中の大気汚染を除去するという利点から、米『WardsAuto』誌の「2019 10ベストエンジン」にも選定されている。さらにこのシステムは、水素タンクの衝突安全性を確保するため、タンク周辺部には衝撃に強い高強度構造を採用。価格は776万8,300円(税込)となる。
また、「Hyundai」は、「株式会社DeNA SOMPO Carlife」と協業したサブスクリプション商品を提供すると発表。加えて、「Hyundai」のEVから生まれるさまざまなライフスタイルを体感できるPOP UPスペース “Hyundai House Harajuku”を2月19日(土)より約3カ月にわたってオープンするとのこと。なお、この空間では、先述した2モデルを五感で楽しむことができるインスタレーション、試乗や購入相談、またコミュニケーションの拠点となるラウンジなどさまざまなコンテンツを楽しむことができる。詳細に関しては、こちらからチェックしてみよう。
Hyundai House Harajuku
会場:jing 東京都渋谷区神宮前6-35-6
会期:2月19日(土)〜5月28日(土)