被害額1億円以上を求め Bored Ape NFT の元所有者がマーケットプレイス OpenSea を訴える
自身の所有していたNFTが”盗まれた”

世界で最も価値のあるNFTコレクションと呼ばれる“Bored Ape Yacht Club(ボアード エイプ ヨット クラブ)”。その所有者(だった)Timothy McKimmy(ティモシー・マッキミー)という人物が、NFTマーケットプレイスの『OpenSea(オープンシー)』を訴えている。
McKimmy氏は、自身の気付かないところでハッキングに遭い、わずか0.01 ETH(約2,900円)で彼のBored Ape NFTが売却されてしまった。McKimmy氏の申し立てによれば、『OpenSea』はこの事態を引き起こしたバグの発生を認識していながら、取り引きの中止を行わず、手数料の回収のために業務を継続したというもの。McKimmy氏の持っていたBored Ape #3475は、その後ハッカーによって99 ETH(約2,900万円)で転売されている。McKimmy氏は自身のNFTが“盗まれた”とし、該当のNFTの返却か損害額として100万ドル(約1億1,500万円)を要求しているという。