Drake の『Certified Lover Boy』が Spotify と Apple Music における“24時間で最も再生されたアルバム”に認定
Kanye Westの『DONDA』との記録勝負はDrakeに軍配

先日、Kanye West(カニエ・ウェスト)の『DONDA』によるストリーミングサービスの記録樹立が止まらないというニュースをお伝えしたばかりだが、やはり記録ネタで黙っていないのが“レコードブレイカー”ことDrake(ドレイク)。このたび彼が9月3日(金)にリリースした6thアルバム『Certified Lover Boy』が、日本では考えられないような記録をいくつも達成したのでお伝えしたい。
まずは『Spotify』での偉業から。Drakeは2018年にリリースした5thアルバム『Scorpion』で同サービス史上最高となる24時間で1億3,200万回再生を記録していたが、これを1億5,300万回再生に更新。これにより、Kanyeが『DONDA』で獲得したばかりの“2021年において24時間で最も再生されたアルバム”の称号は自動的にDrakeの手に。また、収録曲 “Girls Wants Girls”がアメリカ国内だけで24時間で614万6,000回再生を記録したことで、Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)が“drivers license”で保持していた“アメリカ国内において24時間で最も再生された楽曲”を奪取。なお、この記録は1,000回未満の差というギリギリの更新だったとのこと。さらに、収録されている全21曲でリリース当日のUSシングルチャートを1位から21位まで独占するという化け物じみた爪跡も残している。
Certified Record Breaker🤰 pic.twitter.com/f6AjbA6Ung
— Spotify (@Spotify) September 4, 2021
続いては『Apple Music』。具体的な数字は明かされていないが、同サービスにおいても『Certified Lover Boy』は“24時間で最も再生されたアルバム”(=“2021年において24時間で最も再生されたアルバム”)を記録。そして、現段階ではあるが“2021年において最も再生されたアーティスト”と“2021年において最も再生されたアルバム”にもなったという。
.@Drake topped his own record. 🏆#CertifiedLoverBoy is now the biggest album debut EVER on Apple Music, surpassing the record 6 God set with ‘Scorpion’ in 2018.https://t.co/bVGPK6pxDM #CLB pic.twitter.com/hqbEoZZ011
— Apple Music (@AppleMusic) September 4, 2021
改めて世界に“レコードブレイカー”っぷりを知らしめたDrake。『Spotify』における“2010年代に世界で最も再生されたアーティスト”となっていたが、2020年代もしばらくは彼の時代が続きそうだ。