クリスティアーノ・ロナウドのちょっとした行動で Coca-Cola が4,400億円の損失を食らう
身体が資本のロナウドだからこそ起こしてしまったバタフライ・エフェクトとは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響から1年ズレ込み、6月10日〜7月12日(現地時間)で開催中の欧州サッカーの祭典「UEFA EURO 2020」。ヨーロッパ55カ国から勝ち上がった24カ国が出場しているのだが、優勝候補筆頭はやはり2016年の前回大会の覇者ポルトガルだろう。そんな2連覇を狙う同国をキャプテンとして率いるCristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)が、グループステージ初戦のハンガリー戦を前に出席した記者会見で見せたちょっとした行動がとんでもないバタフライ・エフェクトを引き起こすことに。
会場に姿を現したRonaldoは、席に着くや否や目の前に置かれた給水用の「Coca-Cola(コカ・コーラ)」のコーラを端に避け、集まった記者およびカメラマンに向かって「水を飲め」と一喝。実は「Coca-Cola」は「UEFA EURO 2020」のスポンサーということで置かれていたのだが、身体が資本であり人一倍健康に気を使っている彼からすれば大人の事情など御構い無し。ちなみにRonaldoがコーラを飲まなくなったのはマンチェスター・ユナイテッド時代の先輩 Ryan Giggs(ライアン・ギグス)からの教えで、この“コーラ禁止令”は息子にも適用されている。
そして、この行動が「Coca-Cola」の株価に多大なる影響を与え、記者会見が始まるまでは1株あたり56.10ドル(約6,177円)だったが、終了後は一時55.22ドル(約6,080円)まで急落。市場価値は2,420億ドルから2,380億ドルへと下がり、40億ドル(約4,398億円)もの損失を食らってしまったのだ。
「Coca-Cola」からすれば藪から棒であるものの、某「PE●SI」あたりがよろこんでパロディ広告を作りそうだが果たして。
🥤👀 Cristiano Ronaldo wasn't pleased with the bottles of coke at his press conference and shouted 'drink water!'…#POR | #CR7 pic.twitter.com/QwKeyKx2II
— The Sportsman (@TheSportsman) June 14, 2021