スティーブ・ジョブズが19歳の時に書いた“スピリチュアルな手紙”がオークションに登場
宛先は「IDEO」のCEOで親友のティム・ブラウンで、落札予想価格は30万ドル(約3,400万円)
2011年10月に56歳の若さで逝去した「Apple(アップル)」の共同設立者 Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)。Jobsは生前、iPhoneをはじめとする数々の革新的なプロダクトでデジタルデバイスの世界に革命を起こしてきただけに、3月には彼が人生で初めて書いた履歴書が222,400ドル(約2,400万円)で落札されるなど、死後10年経過した今も崇める人々は少ない。そんな中、19歳の若きJobsが書いた手紙がオークションハウス『Bonhams(ボナムス)』に出品されることが明らかに。
『Bonhams』が“Steve Jobsのスピリチュアルな一面を明かす”と説明するこの手紙は、彼がさまざまな宗教に心酔した結果、Reed College(リード大学)を中退して放浪生活を送っていた1974年2月23日に書かれた1枚。宛先は後に世界的デザインコンサルティング会社「IDEO(アイディオ)」のCEOとなる親友 Tim Brown(ティム・ブラウン)で、“Many mornings have come and gone / people have came and went / I have loved and I have cried many times. / somehow, though, beneath it all it doesn’t change — do you understand?”と人生について悩み苦しんでいることを吐露したり、ヒンドゥー教を学ぶためにインドを訪れたい旨などが記されているという。
この手紙は、11月3日(現地時間)にロサンゼルスで開催される『Bonhams』のオークションに出品され、落札予想価格は30万ドル(約3,400万円)。他にも初代MacintoshとiPadのプロトタイプなども競売にかけられるそうなので、気になる方は公式サイトからチェックしてみよう。