UPDATE:ダニエル・アーシャム x『ポケモン』の一大プロジェクトが今春始動
『ポケモン』を題材としたダニエル・アーシャムによる彫刻作品が登場(UPDATE:3月と4月に開催を予定していた国内外の展覧会の中止及び延期が決定)
UPDATE(2020/4/10):新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止のため、3月と4月に開催を予定していた国内外の展覧会の中止及び延期が決定した。プロジェクトの一環として、展覧会と合わせて展開予定となっていた〈UT(ユーティー)〉とのコラボTシャツは4月発売開始となる。詳しい情報は、〈UT〉オフィシャルサイトからのアナウンスをチェックしておこう。
ORIGINAL(2020/2/27):“フィクションとしての考古学”をコンセプトに掲げ、唯一無二のアート作品を制作する現代アーティストのDaniel Arsham(ダニエル・アーシャム)と『ポケモン』のタッグによるコラボプロジェクトがこの春始動することが明らかになった。1996年に誕生して以来、『ポケモン』が現代アーティストとこのような形でコラボレーションを行うのは今回が初の試みとなる。
空想の未来を具現化する魔術師、Arsham独自のフィルターを通して、これまで私たちが触れたことのない新しい『ポケモン』の姿が様々なアプローチで展開されていく。まずは、上のプレイヤーから本プロジェクトの制作過程を捉えた映像をチェックしてみよう。詳しい情報については、引き続き『HYPEBEAST』からのアップデートをお見逃しなく。
Daniel Arshamのコメント:
ポケモンを幼少期から自分たちの文化や世界の一部のように感じていました。“フィクションとしての考古学”は、今日あるすべてのものを対象に、未来の考古学者になったつもりで自分たちの日常の生活や体験を見つめる、というアイディアです。自分たちが生きているタイムフレームの外に踏み出すことで、人々の時間の概念を変えるようなインパクトを与えたいです。
NANZUKA代表 南塚真史のコメント:
普段、みなさまが、ゲーム、アニメーション、ぬいぐるみやカードなどの関連グッズ商品を通じて親しんでいるポケモンが、アーシャムの作品を通じてアートとしての新たな文脈を持つことに、このプロジェクトの大きな意義を感じます。時間軸という4次元のコンセプトを纏ったその作品を、皆様にご高覧頂けると幸いです。
株式会社ポケモン 代表取締役社長 石原恒和のコメント:
ポケモンは、これまで新しい技術や新しい領域との掛け算によって、ブランドを進化させてきました。Danielが掲げるコンセプト“フィクションとしての考古学”を通して、1000年後の未来に思いを馳せながら、多くの人々がポケモンの新たなイメージを発掘してくれることを期待しています。
『HYPEBEAST』がお届けするその他アート関連の情報もお見逃しなく。