八村塁がNBAドラフト2019でワシントン・ウィザーズから1巡目9位指名を受ける
日本人がNBAドラフトで1巡目指名を受けるのは史上初のことで、即戦力としての活躍が期待される
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6月20日(現地時間)にブルックリン『バークレイズ・センター』で開催された「NBAドラフト2019」で、八村塁がワシントン・ウィザーズから1巡目9位指名を受けた。日本人で1巡目指名を受けたのは、史上初のことだ。
ウィザーズは昨季、32勝50敗の成績を残し、イースタン・カンファレンスを11位でフィニッシュ。エースのJohn Wall(ジョン・ウォール)を怪我で欠き、Bradley Beal(ブラッドリー・ビール)の孤軍奮闘状態が続いていたため、“改善策”が求められていた。一方の八村はカレッジ3年目で才能を開花させ、全37試合に先発、平均19.7得点/6.5リバウンドを記録。また、59.1%のFG成功率を誇り、ドラフト会場では昨季のNBAファイナルMVPであるKawhi Leonard(カワイ・レナード)と比較され、ウィザーズでは即戦力としての活躍が期待される。
なお、過去のNBAドラフトの1巡目9位指名には、Tracy McGrady(トレイシー・マグレイディ)、Dirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)、Shawn Marion(ショーン・マリオン)、Kemba Walker(ケンバ・ウォーカー)など、錚々たるプレーヤーたちが名を連ねている。
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