Messi がアルゼンチン代表引退を表明

史上最高のサッカー選手「Lionel Messi」が、アルゼンチン代表引退を表明した。リーガエスパニョーラ2連覇を達成したあと、母国のキャプテンとして「コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016」に参加していたMessi。この衝撃の声明が発表されたのは、決勝戦でチリにPK戦の末に敗れた直後のミックスゾーンでのことだ。Messiは記者からの質問に対して、「今、試合を振り返ることは難しいよ。ドレッシングルームで、僕にとっての代表生活はこれで終了だと感じたんだ。非常に悲しいことが再び起こってしまった。僕はとても重要なPKを外してしまったんだ」と返答している。

2大会連続で決勝に進出しながらも、また同じ相手に敗戦を喫してしまったアルゼンチン代表は、退場者を出し、60分以上も1人少ない状態で戦うチリを相手に決定機を活かすことができなかった。Messiは昨年5度目のバロンドール受賞を果たした際にも、「W杯優勝の方が嬉しい」とコメントするなど、A代表での成功には誰よりも強い想いがある選手。それだけに、1人目のキッカーとしてPKをクロスバーの上へと外してしまったことに大きな失意と責任を感じているのかもしれない。2年後にロシアで開催される「2018 FIFAワールドカップ」に、Messiの姿は本当にないのだろうか。一人のフットボールファンとして、彼の心変わりを願うばかりだ。