1981年発売の Honda の超小型バイク Motocompo が電動化して復活
その名も“Motocompacto(モトコンパクト)”





「Honda(ホンダ)」が、1981年に誕生し、1985年に生産終了となった超小型バイク Motocompo(モトコンポ)にアイデアを得て、折りたたみ式の新型e-スクーター Motocompacto(モトコンパクト)を制作した。
米オハイオ州とカリフォルニア州を拠点とする「Honda」のエンジニアによって開発されたこのスクーターは、オリジナルを継承しつつも、よりミニマルで都会的なデザインが特徴。フレームとホイールはアルミ製で構成しており、車重はわずか19kg。走行時の全長は967mmで、折りたたむと741mmまでサイズダウンさせることができる。また、ボディの内部に収納スペースを用意しており、充電アダプタをしまっておくことも可能。最高速度は時速15マイル(24.1km/h)、最大航続距離は19.3kmで、公道走行はできないようだが、「Honda」は街中や大学のキャンパスを移動するのに最適な乗り物だと謳う。
プロジェクトリーダー兼デザインエンジニアリングユニットリーダーのニック・ジラルド(Nick Ziraldo)は、「Motocompactoは使いやすく、乗るのが楽しいだけでなく、安全性、耐久性、セキュリティを念頭に置いて設計されています。熱処理された頑丈なアルミフレームとホイール、明るいLEDヘッドライトとテールライト、サイドリフレクター、キックスタンドの溶接スチール製ロックループは、ほとんどの自転車ロックに対応しています」とコメントしている。
Motocompactoは11月より海外の「Honda」公式オンラインストアなどにて販売開始。日本国内展開に関しては、現時点で確認できていないため、気になる方はオフィシャルからのアナウンスを待とう。