ジョージ・ルーカスの元妻が『スター・ウォーズ』の続3部作を酷評
「全く何もわかっていない」

George Lucas(ジョージ・ルーカス)の元配偶者であり、『スター・ウォーズ』オリジナル3作品の編集を手掛けたMarcia Lucas(マーシア・ルーカス)が、2015、2017、2019年に公開された続編3部作を快く思っていないことが判明した。
J.W. Rinzler(J.W. リンズラー)による映画プロデューサー Howard Kazanjian(ハワード・カザンジアン)の伝記『Howard Kazanjian: A Producer’s Life』にて、Marciaは『スター・ウォーズ』続3部作への思いを語っている。「Kathleenはとてもスマートで素敵な女性です」と前置きした上で、「Lucasfilm(ルーカスフィルム)」の現社長・Kathleen Kennedy(キャスリーン・ケネディ)と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を担当したJ.J. Abrams(J・J・エイブラムス)監督を「スター・ウォーズのことを何もわかっていない」と批判。「J.J. Abramsがストーリーを書いていますが、最初にこの映画でハン・ソロが殺されるシーンを見て私は憤慨しました。そこにはこれといった理由もなかったので、私は彼らがジェダイの物語も『スター・ウォーズ』の持つ魔法も理解していないと思いました。あのハン・ソロを殺すなんて」
さらにMarcia Lucasの怒りはおさまらず「彼らはハン・ソロを殺し、ルーク・スカイウォーカーを殺し、レイア姫はもういません。彼らは毎年、映画に唾を吐き続けています。彼らは女性のオーディエンスにアピールすることが重要だと考えており、主人公はジェダイの力を持つ女性です。しかし、彼女がどのようにしてジェダイの力を得たのか不明であり、彼女が何者かすらわかりません。最低です。ストーリー展開はただただ酷いものです」と述べている。