四十住さくらと開心那がスケートボード女子ストリートで金 & 銀メダルを獲得
予選をトップで通過した世界ランキング1位の岡本碧優は惜しくも4位に終わる
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「2020年東京オリンピック」で新競技として採用されたスケートボードの女子パーク種目で、四十住さくらが初代チャンピオンとして金メダルを、開心那が銀メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
スケートボードのパーク種目は、各スケーターが3回ずつお椀状のコースを45秒間の持ち時間で自由に滑走。難易度、メイク率、見せ方、スピード、オリジナリティなどを披露し、3回のうちの最高得点で順位を競う。予選には20人が出場し、決勝の舞台に立てるのはわずか8人という中、日本勢は世界ランキング1位で15歳の岡本碧優が予選トップ、夏季オリンピック史上最年少日本代表の12歳の開心那が2位、世界ランキング2位で19歳の四十住さくらが4位という全3選手が通過。
決勝では四十住選手が、1本目に予選も含めてこの日最高点となる60.09点をマークし、そのまま他を寄せ付けず見事金メダルを獲得。開選手も1本目の58.05点を守り抜き、日本史上最年少メダリストの記録を更新。一方岡本選手は、1・2本目で転倒したことから3本目は大技を連発する果敢な滑りを見せるも、最後の着地を決め切れず惜しくも4位に。また、日本とイングランドのハーフとしても注目を集めていた宮崎生まれのSky Brown(スカイ・ブラウン)は、1・2本目こそ転倒していたが土壇場の3本目で見事なメイクを決め、3位に滑り込む粘り強さを見せた。
これで日本は「2020年東京オリンピック」のスケートボード競技において、女子パークの四十住さくら、男子ストリートの堀米雄斗、女子ストリートの西矢椛と、4種目中3種目で金メダルを獲得。最後の種目となる男子パークは8月5日(木)に行われ、平野歩夢が出場する。果たして公園でスケートボードも出来ないスケートボード大国・日本は、全種目を制覇することが出来るのか。
【#東京オリンピック】ハイライト#スケートボード 女子パーク決勝#日本 勢ワンツーの快挙。
決勝で圧巻のランを披露した #四十住さくら 選手が #金メダル を獲得し、#銀メダル には夏季 #オリンピック 日本最年少出場の #開心那 選手が入りました。#Tokyo2020 #gorinjphttps://t.co/oOdJnrK5cR pic.twitter.com/WqALSiPwrR— gorin.jp (@gorinjp) August 4, 2021