クリスティアーノ・ロナウドの2022年カタールW杯出場に黄色信号
36歳という年齢を考えると優勝を狙う最後のチャンスだろうがはたして……

2022年11月21日(現地時間)に開幕を迎える世界最大のスポーツの祭典「2022 FIFAワールドカップ カタール大会」に向け、世界各国で熾烈な最終予選が繰り広げられている中、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)擁するポルトガル代表が苦境に立たされている。
「W杯カタール大会」のヨーロッパ最終予選は55カ国が10グループに割り振られ、各グループの1位のみがストレートで出場権を獲得するのだが、ポルトガル代表は11月14日(現地時間)に予選グループ1位の状況で同2位のセルビア代表と直接対決。引き分け以上で出場が決定したのだが、試合終了直前に失点しまさかの敗戦。プレーオフへと回ることになってしまったのだ。
🇷🇸 カタールへの道を切り開いた!🔥#ミトロヴィッチ がヘディングで逆転ゴール!#セルビア代表 がポルトガル代表を下して、カタール・ワールドカップ 本大会出場決定!
🎥:@DAZN_JPN
pic.twitter.com/v3ZBzl9tcH— GOAL Japan (@GoalJP_Official) November 15, 2021
I LOVE THIS GAME…🇷🇸🇷🇸🇷🇸 pic.twitter.com/uhljrmWW91
— VUJ (@DavidVujanic) November 15, 2021
ヨーロッパ最終予選のプレーオフは少々複雑で、各グループ2位の10カ国加え、「UEFAネーションズリーグ」の成績で出場権を獲得した国を除く上位2カ国が参加。全12カ国が3グループに分かれトーナメント方式で対戦し、各グループトップの3カ国が「W杯カタール大会」に出場することができる。
現時点でこのプレーオフに参加することが決まっているのが、世界ランキング8位のポルトガル、同17位のスウェーデン、同19位のウェールズなど強豪ばかり(セルビアは25位、日本は28位)。そして、今後の結果次第では同4位のイタリア、同5位のイングランド、同11位のオランダ、同14位のスイス、同23位のポーランドが参戦する可能性があるのだ。
史上最多タイとなる5度目の出場と共に、悲願の初優勝を目指しているRonaldo。36歳という年齢を考えると「W杯カタール大会」が最後のチャンスだろうがはたして……。なお、プレーオフ2022年3月24〜29日に行われる。