ニューヨーク・ハウス界の重鎮 DJ エリック・モリロが死去
享年49歳
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Reel 2 Real名義でのヒット曲“I Like to Move It”で知られるニューヨーク・ハウス界の重鎮DJ Erick Morillo(エリック・モリロ)が9月1日(現地時間)に死去した。享年49歳。 アメリカ・マイアミビーチにある自宅で亡くなっているところを発見されたというが、死因は明らかにされていない。
Erick Morilloはドミニカとコロンビアの血を引く1971年生まれニューヨーク出身のDJ・プロデューサーで、レコードレーベル「Subliminal(サブリミナル)」のオーナー。幼い頃からDJ機材にふれ、12歳でDJ活動をスタート。“I Like to Move It”も収録されているハウスにヒップホップやレゲエの要素を取り入れたアルバム『Move It』(1994年発表)がミリオンヒットを記録し、その後もさまざまな民族音楽などを取り入れた先鋭的なハウスを発表し長らく世界的なDJとして活躍していた。しかし、今年8月に女性DJに対する性的暴行の罪で逮捕・起訴され、9月4日(現地時間)に公判を控えていた。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。