2018年秋冬ミラノコレクションのストリートから見る5つのトレンド

ミラノに集結したファッションギークたちの着こなしをチェック

ファッション
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1月15日(現地時間)まで開催された2018年秋冬ミラノファッションウィークは50以上のショーが開催され、会場には世界中のファッショニスタが集結。本稿ではトレンドをいち早く取り入れた挑戦的なスタイルを披露するファッションギークたちの着こなしに注目し、2018年に取り入れたいファッショントレンドのヒントを提案する。

アウトドアギアとPradaの影響力

〈Prada(プラダ)〉の2017年春夏コレクションでも数多く登場したトレッキングに着想を得たアウトドアアギアの影響力は絶大であった。しばらくの間シーンの尖端的なトレンドを担い、最近ではその波が徐々に収まってきてはいるものの、多くの来場者たちが〈Prada〉の実用的なアウトドアアイテムを身につけていた。

パターン使い

グリッド、ストライプ、プレイド、千鳥格子といった複数の柄をスタイリングに織り交ぜた“パターン・オン・パターン”で自分流の着こなしを披露。中でも、シーンを牽引する新鋭ストリートブランド〈Gosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)〉が英国の老舗ブランド〈Burberry(バーバリー)〉とチームアップしてから、元々はコートの裏地としてデザインされ一世を風靡した“Burberryチェック”を彷彿とさせるプレイド柄が再び人気を集めている。

ショルダーバッグ

間違いなく2017年のトレンドの一つであったショルダーバッグ。今年も未だその勢いは衰えを見せず、身を軽くしてくれる実用性で人気が続いているようだ。〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉、〈Valentino(ヴァレンティノ)〉、〈Prada〉などのブランドロゴを纏ったウェストバッグ&ショルダーバッグは“ラグジュアリーながらもストリート”という点で、昨今のトレンドにピタリとはまっているのだろう。

ゴツめの厚ぼったいスニーカー

ちょっぴりレトロなヴィジュアルで人気を集めるダッドスニーカーなど、ゴツいシルエットのスニーカーはコーディネートの主役と言ってもいいほどの存在感を放つ。2017年に〈Balenciaga(バレンシアガ)〉の新モデルとしてヘッドラインを独占し続けたTriple-Sや〈New Balance(ニュー バランス)〉の勢いは少し落ち着きを見せているのか、2 Chainz(2 チェインズ)x〈Versace(ヴェルサーチ)〉のコラボシューズやAir Maxがギークたちの足元を飾っていた。

昔ながらの着こなしが復活

ルーズなシルエットはもちろん人気であるが、今季もっとも注目すべき着こなしの一つは昔ながらのアイテムやコーディネートの復活だ。デニムが流行っていたここ数年だが、今年はレザーパンツやコーデュロイパンツの台頭が見られるかも。長めのシャツはセーターの下にたくし込まれ、レギンスの上にデニムショーツをオンしている人も。

あわせて、紳士服の祭典Pitti Uomo 2018年秋冬から紐解くストリートの新たなトレンドについても目を通してみてはいかがだろうか。

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