いま10代の若者の間では Nike 離れが加速中?

ストリートウェアトレンドの流れに乗った〈adidas〉や〈Vans〉、〈Supreme〉などが10代の心を掴んでいるとの調査結果が登場

フットウエア
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adidas(アディダス)〉はここ数年、世界最大のスポーツメーカー〈Nike(ナイキ)〉の人気に差し迫る勢いで成長していることはこれまでにも度々報じられてきた。そして今回、アメリカの投資銀行/資産管理会社「Piper Jaffray」が今年で第34回目となる“Taking Stock With Teens”調査研究を44の州で6,100人の十代を対象に実施し、多くの10代が〈Nike〉よりも〈adidas〉、〈Vans(ヴァンズ)〉、〈Supreme(シュプリーム)〉などといった他のブランドを好むとの結果が出た。

「Piper Jaffray」社は「10代の若者たちがNikeを好まないという結果が出たのは、ここ数年で初めてのことです。ストリートウェアが予想外に流行し、VansやSupremeなどが勢いをつけています。それに加え、いまは10代の若者が1990年代のレトロなデザインに惹かれる傾向がある為、adidasやPuma、New Balanceといった他ブランドが多くのマインドシェアを占めているのです」とコメントを発表している。

〈adidas〉がそのストリートスタイルの流行に遅れをとらなかったことについて、小売投資調査会社の「Jane Hali & Associates」は「adidasはNMDをはじめとするキーアイテムで新色を次々とリリースしています。adidas Originalsは高級志向な消費者に人気があり、これまで成功してきました。ミニマムなシルエットを纏ったデザインのアイテムのプロダクションを続けているのです」と説明。

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