100足もの Yeezy Boost 750 を手にした20歳のスニーカーリセラー

しかもスニーカーファンでもないという「Allen Kuo」

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(業界的には驚くほど若くもないようだが)若干20歳という若さのスニーカーリセラー「Allen Kuo」に、『Sneaker Watch』が、エクスクルーシヴなインタビューを行った。Allenは、今月リリースされ一瞬にして完売となった「adidas Yeezy 750 Boost」の“Light Grey/Gum”を、およそ100足も、しかも発売前に入手したという人物。彼は自身のリセールビジネスについて様々な質問に答えている。
スニーカーヘッズでも服好きでもなく、自分はただ利益を生むことが好きなハスラーだと語る彼。3〜4人ほどの投資家を募り、さまざまな経路とコネクションを駆使して、高騰必至の「adidas Yeezy 750 Boost」“Light Grey/Gum”を“爆買い”したAllenによると、完売直後の同モデルのプレミア価格は1足およそ2,000ドル(約21万円)。その後日々価格が下がっていて(本人もなぜだかわからないらしい)、現在は1,800ドルほどだという。それでも、購入時よりはるかに高値なため利益は生まれるが、「adidas Yeezy 350 Boost」“Moonrock”も密かに大量在庫を抱えている彼。できるだけ早く売りさばきたいと話している。スニーカーファンやストリートカルチャーを純粋に愛する人々にとって、相当憎らしい存在に思える彼だが、21歳までに6桁(数千万円台)儲けられなければ大学へ行くという親との約束を既にクリアしたというやる気と根性には感心してしまう。ある意味、彼のような存在を含む業界全体をストリートカルチャーと呼べるのかもしれない……と思ってしまうほどフラットで自信に満ちたAllen。なぜか感心と失笑を誘うが、理に適ったと言えそうな彼のビジネスストラテジーをチェックしてみよう。

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