セイコー プレザージュから国産初の腕時計 ローレルに着想を得た琺瑯/漆ダイヤルの新作が登場
1913年に誕生したローレルの意匠を受け継ぎ、日本の伝統工芸と現代の時計製造技術を融合
〈SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)〉が、国産初の腕時計 “ローレル(Laurel)”のデザインに着想を得た新作を発表。日本の伝統工芸である“琺瑯(ほうろう)”と“漆(うるし)”をそれぞれダイヤルに採用した2モデルを、9月5日(土)より発売する。
ローレルは、1913年に誕生した日本初の国産腕時計。これをきっかけに〈SEIKO〉は時計の設計や微細加工、工作機械の開発などを大きく発展させ、2014年には日本機械学会から「機械遺産」に認定されている。今回の新作は、そんな〈SEIKO〉の腕時計製造の原点ともいえるローレルの意匠を現代的に再解釈したもの。〈SEIKO PRESAGE〉のクラシックシリーズ “クラフツマンシップ”にラインアップされ、日本の伝統技術と現代の時計製造を融合することで、長きにわたり受け継がれてきたクラフツマンシップを次世代へとつなぐプロダクトとして製作された。
ローレルの意匠を受け継いだ琺瑯ダイヤル
琺瑯モデルでは、ローレルのダイヤルが持つクラシカルな美しさを現代の技術で再解釈。表面に緩やかな起伏を持たせることで、光の当たり方によって艶が変化し、温かみのある白色を引き出している。インデックスにはローレルに用いられていたアラビア数字の書体を採用。線のコントラストを立体的に表現するため、印刷を幾度も重ねて仕上げている。また、ローレルと同様に“12”のみを赤で配し、クラシカルなダイヤルにアクセントを加えた。針には深みのあるブルーを採用。見る角度や光の加減によって表情を変え、琺瑯特有の柔らかな質感と調和する。琺瑯ダイヤルは、気温や湿度に応じて釉薬の配合を調整するなど、高度な技術と熟練の手仕事を必要とするもの。今回のモデルは琺瑯職人・横澤満の監修のもと、同氏の技術を受け継ぐ内山和則の知見と技術によって完成した。
ローレルを漆ダイヤルで表現した初のモデル
漆ダイヤルは、ローレルの意匠を漆で表現した初のモデル。金属と漆を直接結びつける製造技法と、滑らかな表面を生み出す伝統的な漆芸技術を組み合わせ、一点一点丁寧に仕上げられている。漆芸家・田村一舟の監修のもと、越前漆職人・辻利和、越前漆芸家・辻美月貴を中心とする職人たちが製作。塗りと研ぎの工程を幾度も重ねることで、漆ならではの深く艶やかなブラックを実現した。ダイヤルには漆の艶を引き立てるゴールドを随所に配置。インデックスとダイヤルレイアウトには「ローレル」の意匠を取り入れつつ、艶を抑えたインデックスと時分針を組み合わせることで、漆黒のダイヤル上で高い視認性を確保している。
伝統工芸を引き立てるミニマルなケース
ケースは、琺瑯と漆、それぞれのダイヤルが持つ美しさを際立たせるため、ガラスの縁を細く設計。ケース径は39.6mmと日常使いしやすいサイズに抑え、〈SEIKO PRESAGE〉らしい控えめな美しさを追求した。風防にはデュアルカーブサファイアガラスを採用し、滑らかなケースラインと調和する造形に。ストラップには、オイルを染み込ませる鞣しによって柔軟性と耐久性を高めた牛革を使用している。ムーブメントには、約72時間のパワーリザーブを備えるメカニカルムーブメント「キャリバー6R5H」を搭載。2モデルとも、伝統工芸の職人技をダイヤルに凝縮しながら、現代の日常生活に馴染む機能性とサイズ感を備えた仕上がりとなっている。
〈SEIKO PRESAGE〉クラシックシリーズ “クラフツマンシップ”の琺瑯ダイヤルモデル HCC005Jは17万9,300円、漆ダイヤルモデル HCC006Jは20万9,000円(共に税込)となる。スペックなどの詳細については、クラシックシリーズの特設ページでご確認を。




















