オリヴィエ・ルスタンが Rabanne の新クリエイティブ・ディレクターに就任
〈Balmain〉で14年間ブランドを率いたデザイナーが新章へ
オリヴィエ・ルスタンが Rabanne の新クリエイティブ・ディレクターに就任
〈Balmain〉で14年間ブランドを率いたデザイナーが新章へ
〈Rabanne(ラバンヌ)〉が、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)を新たなクリエイティブ・ディレクターに任命した。2025年に〈Balmain(バルマン)〉を退任して以来、新たな動向に注目が集まっていたルスタンは、〈Rabanne〉での初コレクションを2027年3月に発表予定だ。
ルスタンは2009年に〈Balmain〉へ入社し、2011年、わずか25歳でクリエイティブ・ディレクターに就任。在任中はブランドのアイデンティティを現代的にアップデートするとともに、ソーシャルメディアを積極的に活用したコミュニケーションによって、〈Balmain〉をラグジュアリーファッションの中心的存在へと押し上げた。
新たな挑戦の舞台となる〈Rabanne〉についてルスタンは、「ブランドを変えようとしているわけではありません。私が目指しているのは、そのDNAを尊重しながら未来へと導くことです」とコメント。創業者パコ・ラバンヌが築いた革新的な精神を継承しながら、自身の視点を加えてブランドの新章を切り開いていく考えを示した。また、ルスタンは〈Rabanne〉の魅力について、「ここには自由があります」と語り、メゾンが長年培ってきた実験精神やクラフツマンシップへの共感を強調。単なるアーカイブの再解釈ではなく、ブランドが持つ未来志向の姿勢をさらに発展させていきたいという。一方で、「私は過去を消したいとは思っていません。ジュリアン・ドッセーナが築いた素晴らしい仕事にも深い敬意を抱いています」と前任クリエイティブ・ディレクターへのリスペクトも表明。自身の役割は歴史を断ち切ることではなく、その歩みを次の時代へつなぐことだと語った。
ブランドを擁するスペインのラグジュアリーグループ「Puig」にとっても、今回の人事はファッション部門のさらなる強化を図る重要な一手となる。フレグランスで高い存在感を誇る〈Rabanne〉が、ルスタンのクリエイティブによってレディ・トゥ・ウェアにおいてどのような進化を遂げるのか、2027年春夏コレクションに期待が高まる。




















