心斎橋 PARCO の大規模リニューアル THE MOVE BEGINS が始動
約50区画・約2000坪を刷新。第1弾となる4月には14ショップがオープン
大阪・心斎橋のランドマーク『心斎橋PARCO』が、2020年の開業以来初となる大規模リニューアルを実施する。その第1弾として、4月に新オープン・リニューアルする14ショップが発表された。
2025年に掲げた「前兆」というテーマを経て、2026年2月から10月にかけて約50区画、約2000坪におよぶ刷新を段階的に展開。テーマに「THE MOVE BEGINS」を掲げ、都市と人、そして感性が動き出す“躍動”をキーワードに、来館そのものが体験となる新たな商業空間を提示する。ファッション、アート、エンターテインメントが交差する“高感度な文化発信拠点”としての価値を、さらに強化していく。
グローバルブランドが集結する2F「COLLECTIVE SENSES」
2Fは「COLLECTIVE SENSES」としてリニューアルされ、多様な感性とスタイルが混在するフロアとして再構築される。東京発の〈TOGA(トーガ)〉と〈AMBUSH(アンブッシュ)〉、そしてコペンハーゲン発の〈GANNI(ガニー)〉が同時オープン。いずれもグローバルな評価を得るブランドで、フロアの新たな顔となる。
〈TOGA〉は関西2店舗目となり、アクセサリーやレザーグッズを含めたフルラインを展開。〈AMBUSH〉はジュエリーを起点に進化してきたブランドの世界観を、〈GANNI〉はサステナブルな視点と遊び心を備えたスタイルを展開する。
カルチャーと日常をつなぐB1F「COMPLEX HUB」
B1Fは「COMPLEX HUB」として刷新され、“心斎橋とPARCOをつなぐ入口”として、体験型の空間へと進化する。エントランス演出は大阪のクリエイティブチーム「COSMIC LAB」が担当した。
注目は、西日本初出店となる『STARBUCKS RESERVE® Café(スターバックス リザーブ® カフェ)』だ。ミラノのバール文化と日本の喫茶店文化を融合した“ミラネーゼ・キッサテン”をコンセプトに、従来のカフェを超えた滞在型の場を創出する。
さらに、東京・祐天寺発のウィメンズセレクトショップ『studiolab404.com(スタジオラボヨンマルヨンドットコム)』や、〈MEDICOM TOY(メディコム・トイ)〉による新店舗『MEDICOM TOY WEST(メディコム・トイ ウエスト)』もオープン。開業以来、約5年間展開されてきた『2G OSAKA』の系譜を継ぎながら、非日常的な空間を打ち出す。
フロア全体に広がるカルチャーのレイヤー
5Fには、カルチャーショップ『YEN TOWN MARKET® OSAKA(イェンタウンマーケット オオサカ)』が関西初出店するほか、〈Crocs(クロックス)〉もオープン。加えて「集英社」公認オフィシャルライセンスショップ『JUMP SHOP』が手がけるライフスタイルブランド〈RofJ BY JUMP SHOP(アールオブジェイ バイ ジャンプショップ)〉が、初の長期ポップアップを開催するなど、ストリートとライフスタイルが交わるフロアとして新たな賑わいを生み出しそうだ。
さらに、2Fの〈Ground Y(グラウンド ワイ)〉、3Fの〈COACH(コーチ)〉、〈THE NORTH FACE UNLIMITED(ザ ノース フェイス アンリミテッド)〉、B2Fの「pasta gallery potto(パスタ ギャラリー ポット)」のリニューアルも。
地下フロアでは飲食も強化され、和食を新たな視点で提案する『松おか』が食堂と立ち飲みという2つのスタイルで登場する。
多様な文化が交差する結節点、それが新しい心斎橋PARCO
「THE MOVE BEGINS」という言葉が示す通り、今回のリニューアルは単なる改装にとどまらない。都市における文化的役割そのものを、改めて問い直す試みだ。多様な文化が交差する結節点として、カルチャー発信の中心地を担ってきた『心斎橋PARCO』。そのポジションを踏まえながら、次なるステージへ挑む。
ファッション、アート、フード、トイ、そして人の流れ。それらが同じ場所に集まることで、思いがけない発見が生まれる。『心斎橋PARCO』は、変わり続ける都市の中で、“カルチャーのハブ”として再び動き出す。






















