PARCO が2026年 SUMMER キャンペーンを公開
気鋭フォトグラファー キン・チャン・コエデル、Sigur Rósのフロントマン ヨンシー、ブロードウェイ振付師 ポール・マックギルらが描く“Let go, Let in”の新章は砂漠の物語
『PARCO(パルコ)』が、2026年SUMMERシーズンの広告キャンペーンを公開した。2026年SPRING編の続編として位置付けられる本作は、“Let go, Let in”のコンセプトのもと、舞台を湖から砂漠へと移し、新たな物語を展開する。
本キャンペーンのクリエイティブディレクターには、前シーズンに引き続き、パリと上海を拠点に活動するフォトグラファーのキン・チャン・コエデル(Kin Chan Coedel)を起用。スタイリングは『W Magazine China』のアートディレクター・スタイリストであり「BoF 500」(Business of Fashionが選出する、世界のファッション業界を形作る500人)にも選出されたジペン・リー(Zipeng Li)、音楽はSigur Rós(シガー・ロス)のフロントマンであるヨンシー(Jónsi)、振付はブロードウェイでも活躍する振付師 ポール・マックギル(Paul McGill)が担当。SPRING編に続き、世界各国からトップクリエイターが集結した。
舞台となるのは、中国・青海省の金沙湾に広がる砂漠。前作で描かれた「湖の女神」との出会いに続き、今作では神々しい赤いドレスをまとった「大地の母」との邂逅が描かれる。広大な砂丘の中で、子どもや動物たちがそのもとに集う光景は、個を超えたスケールでの“つながり”を想起させる構成となっている。本作でも、“Let go, Let in”というコンセプトが軸に据えられており、手放すことと受け入れることの循環を、砂漠という新たな舞台と「大地の母」との出会いを通して表現した。
衣装はリーによるオリジナルで、シルク生地を手染めすることで、砂漠の風景に際立つ美しいコントラストを表現。「大地の母」を象徴する赤いマントは2メートルを超えるサイズで制作され、風を受けて広がるそのフォルムが、圧倒的な存在感を際立たせている。
コエデルは本作について、「出会いとは、自分が知っているものを手放し、新しいものを受け入れる瞬間でもある」と語る。春の映像がダンスから始まり「湖の女神」へと導かれたのに対し、夏では砂漠を舞台に「大地の母」との出会いを描くことで、同一のテーマを異なる環境と視点から展開した。文化とファッションの文脈を横断する自身のスタイルを通して、自然観や非西洋的な視点、そして強い女性像を本作にも反映している。
また、「Lisa Rahman Studio(リサ ラーマン スタジオ)」による手描きのタイポグラフィは、古代言語を参照しながら新たに構築されたもの。黒インクが赤くにじむ表現や金箔による装飾など、手作業ならではの質感が取り入れられており、映像の世界観と呼応するように設計されている。
湖から砂漠へと舞台を移した本キャンペーンの映像やビジュアルは、特設サイトおよび『PARCO』のオフィシャル『YouTube』チャンネルでチェックしてほしい。























