ZUCCa 2026年秋冬コレクション
「AMERICAN ORDINARY」をテーマにしたコレクションではブランドの核となる新ライン〈ZUCCa Métier〉を初披露
馬場賢吾の手掛ける〈ZUCCa(ズッカ)〉が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W(楽天ファッション・ウィーク東京 2026 A/W)」にて2026年秋冬コレクションをランウェイ形式で発表した。
38年の歴史を誇る〈ZUCCa〉は2026年春夏シーズンよりデザイナーに馬場が就任。新体制後はブランドコンセプトに「NEW WORK」を掲げ、創業当初から培ってきた「日常に根ざしたユーモアのあるデザイン」を基盤にしつつ、今の時代感を纏った日常着を提案している。
新生〈ZUCCa〉のセカンドシーズンとなる2026年秋冬コレクションのテーマは「AMERICAN ORDINARY」。1970年代のアメリカで一世を風靡した写真の潮流 “ニューカラー”の旗手たち ── スティーブン・ショア(Stephen Shore)やジョエル・スタンフェルド(Joel Sternfeld)、ウィリアム・エグルストン(William Eggleston)といった作家たちの表現にインスピレーションを得たという。彼らの「ありふれた日常の風景を新しい視点で見る」という表現手法を洋服に落とし込んだ。
今回のハイライトとして、2026年秋冬シーズンよりスタートする新ライン〈ZUCCa Métier(ズッカ メチエ)〉を初披露。“Métier”とは「職人技」「こだわりを持つ職業」を意味し、和歌山の「カネマサ莫大小」との協業により本ラインの核となるオリジナルの新素材を開発。スーパーハイゲージの編機で作られるこの素材は軽量かつ伸縮性に優れ、シーズンレスでの着用が可能。肌に馴染み、イージーケアであることから汎用性も高く、〈ZUCCa〉の軸である日常着に最適な素材だ。
コレクションはこの新素材を用いた〈ZUCCa Métier〉のアイテムを中心に構成。ランウェイには10人のモデルがスタイリングを変えて三度登場。序盤はニットやカットソー、シャツを基調としたミニマルなルックから始まり、徐々にジャケット、コート、マフラーなどのアウターや小物を重ねていくことで、晩夏から冬にかけてのコーディネートの変化を表現した。パープルやブルー、ネイビーなどのカラーをアイテムごとに濃淡の異なるバリエーションで展開しつつ、ブラウン、グレー、ブラックといった落ち着いた色調、グリーンやレッドなどの目を惹く色味を効果的に取り入れている。「特別な瞬間のための服ではなく、日常を生きる人のための服を提案したい」というデザイナーの言葉通り、着る人に寄り添う“リアルクローズ”を追求する〈ZUCCa〉のステートメントといえるコレクションとなった。
ブランド:ZUCCa
シーズン:2026年秋冬
日付:3月18日(水)



















