リオネル・メッシの年収をインテル・マイアミの共同オーナーが暴露
最大8,000万ドル
リオネル・メッシ(Lionel Messi)がメジャーリーグサッカーへ移籍したことの経済的インパクトが、あらためて明らかになりつつある。『ESPN』によると、インテル・マイアミCFの共同オーナーであるホルヘ・マス(Jorge Mas)がメッシの報酬について言及し、同選手の年収が7,000万〜8,000万ドル(約110億円〜126億円)に達することを明かした。この驚異的な数字は、メッシがリーグ最高額の選手であるだけでなく、クラブのグローバルビジネス戦略の中核的存在であることを示している。
一方で、MLS Players Association(MLS選手会)によると、メッシの公式ベースサラリーは1,200万ドル(約19億円)、保証総額は約2,040万ドル(約32億円)とされており、世界的スター選手としては比較的控えめな数字だ。しかし契約には前例のない追加収益スキームが組み込まれており、実際の価値は大幅に膨らんでいる。マスによれば、最大8,000万ドルとされる報酬には、MLSの配信パートナーである「Apple」やスポーツウェア大手の〈adidas(アディダス)〉との収益分配契約なども含まれているという。さらに、現役引退後にクラブの共同オーナーとなる権利も契約条項に盛り込まれている。
サッカー史上最高の選手のひとりをチームに迎えるには、綿密な財務戦略が不可欠だ。インタビューの中でマスはその理由を次のように説明している。「私たちが世界トップクラスのスポンサーを必要とするのは、選手の獲得に多額の費用がかかるからです。メッシにはその価値がある。だが彼には年間7,000万〜8,000万ドルを支払っている。すべてを含めての額です」
この大胆な財務構造を維持するため、クラブは従来の放映権収入よりも商業パートナーシップに大きく依存している。マスによると、インテル・マイアミの総収益の約55%はスポンサーシップや商業契約から生まれており、テレビ放映権はわずか約2%に過ぎないという。なおメッシは昨年10月に契約延長を結び、2028年シーズンまでクラブに在籍予定。40歳までプレーする可能性もあるなか、クラブが世界的スポンサー獲得を積極的に進めている背景が浮き彫りとなっている。

















