Nike が2025年 SNKRS の年間人気リリースランキングを公開
レトロモデルが多くランクインした2025年
〈Nike(ナイキ)〉が、2025年『SNKRS』の年間人気リリースランキングを公開した。対象はアメリカのユーザーに限定されているものの、その結果は現在のスニーカーカルチャーにおける中心地が大きく変化していることを明確に示している。
これまで3年連続で首位を獲得してきたTravis Scott(トラヴィス・スコット)によるAir Jordan 1 Low OGは、2025年のランキングでは姿を消した。もし〈fragment design〉とのコラボレーションモデルが『SNKRS』に登場していれば、その記録は継続していた可能性も高いが、2025年は明確な世代交代の兆しが見て取れる。また40周年を迎え、多くのキャンペーンで中心的な存在となっていたAJ1がトップ10から外れたのも象徴的だ。2024年には4足、2023年には2足、2022年には4足がランクインしていたことを考えると、その変化はより鮮明になる。
また2024年は、強力なコラボレーションや復刻を背景にAir Jordan 4が存在感を放ったが、2025年の首位に輝いたのは、“Gamma Blue”で復刻したAir Jordan 11だ。30周年を迎えた同モデルは、2025年末にかけて注目度を高め、地域限定リリースなども相まって、これまで『SNKRS』の年間総括に登場してこなかったシルエットながら、圧倒的な支持を集めた。
トップ10にランクインしたスニーカーはすべて、バスケットボールという共通のルーツを持つモデル。〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉から6足、〈Nike Basketball(ナイキバスケットボール)〉から4足が選出された。中でも、Nike Kobe 8 Protro “What The”は4位にランクインする健闘を見せ、再販モデルでありながら依然として高い人気を誇っている。加えて、Kobe 6 Protroの新バージョン2足もリスト入りし、コービーラインの根強い需要を改めて証明した。
今回のランキングで唯一、誕生から10年未満のモデルとなったのが、トラヴィス・スコットのJordan Jumpman Jack。とはいえ、『SNKRS』の年間ランキングにおいて新型モデルが少数派であるのは今に始まったことではなく、過去に最も新しいモデルとして登場したのも、2010年のNike Kobe 6 Protroだった。
このランキングを踏まえて特筆すべきは、コラボレーション中心だったこれまでのセレクトからレトロモデルが中心となった点だ。今年のトップ10には6足の復刻モデルが含まれており、これは過去3年間にランクインしたレトロモデルの合計数と同数。一方、コラボレーションモデルはわずか2足にとどまり、過去3年間で平均77%を占めていたコラボレーション比率から大幅に減少している。
昔ながらのモデルが中心となった2025年。果たして2026年は、この潮流は続くのか。来年のスニーカーシーンに向けて、次なる一手に注目したい。
1. Air Jordan 11 “Gamma”
2. Nigel Sylvester x Air Jordan 4 “Brick by Brick”
3. Air Jordan 4 “Black Cat”
4. Nike Kobe 8 Protro “What The”
5. Air Jordan 12 “Flu Game”
6. Air Jordan 5 “Black Metallic Reimagined”
7. Nike Air Foamposite One “Galaxy”
8. Nike Kobe 6 Protro “Dodgers”
9. Nike Kobe 6 Protro “All-Star”
10. Travis Scott x Jordan Jumpman Jack “Bright Cactus”
























