_J.L-A.L_ 2026年秋冬コレクション
タイトルは“Tristitia”
英ロンドンを拠点とするメンズウェアブランド〈_J.L-A.L_(ジェイラル)〉が、パリファッションウィークにて2026年秋冬コレクションを発表した。
ラテン語で“悲哀”を意味する“Tristitia”は、喪失や嘆きから着想を得たもので、衣服を通じて感情を解決するのではなく、むしろ構築し保持する行為として提示される。コレクション全体には、外見的な主張を排した彫刻的な静けさが漂い、抑制されたフォルムが一貫して見られる。
シルエットは、重力に導かれるかのように布が身体に沿って垂れ下がり、層を成しているのが特徴的だ。衣服は重みに抗うのではなく、それを受け入れることで成立しており、姿勢や構造そのものが「表現の正確さ」を体現している。素材使いにおいても、透かし模様や経年変化を思わせるテクスチャーを採用。これらは単なる装飾ではなく、感情や記憶が素材に刻み込まれていくプロセスを示唆するものといえる。
ブランド:_J.L-A.L_
シーズン:2026年秋冬



















