Stone Island のニューヨーク旗艦店がリニューアルオープン
FRIENDLY PRESSURE と構築したサウンドシステムを導入
〈Stone Island(ストーンアイランド)〉が、ニューヨーク・ソーホーに位置する旗艦店を全面改装し、新たにリニューアルオープンした。10年以上にわたり同エリアの定番スポットとして親しまれてきた同店は、今回の刷新によって、ブランドの核にある“素材研究”、“コミュニティ”、“カルチャープログラム”を体現する空間へと進化している。
新店舗は、ニューヨーク・グリーンストリート41番地から70番地へと移転し、洗練された3175平方フィートのスペースとして生まれ変わった。設計は建築設計事務所 AMOのディレクター サミール・バンタル(Samir Bantal)とOMA NYのパートナー ジェイソン・ロング(Jason Long)が手がけ、ギャラリーライクなエントランスからプライベートフィッティングやイベントに対応する下層フロアまで、シームレスに繋がる“ゾーニング”が特徴だ。
最大のハイライトは、ロンドン拠点のシヴァス・ブラウン(Shiva Feshareki)のスタジオと共同開発した〈Stone Island × Friendly Pressure: Studio One〉モジュラーサウンドシステム。4月のミラノデザインウィークでお披露目されたこのシステムは、スピークイージーさながらの没入型空間を演出し、店舗を単なるリテールの場からカルチャーハブへと昇華させている。
オープンを記念して、週末には“Stone Island Sound Presents: Studio One_NYC”が開催。全身を黒いカーテンで覆い、濃いパープルのカーペットが敷かれたリスニングルームに、シャーロット・デイ・ウィルソン(Charlotte Day Wilson)、マックス・グレイザー(Max Glazer)、アナベル・クライン(Annabel Klein)らが登場。ジャズからジャングル、ドリル、ドラムベースまで、ジャンルを超越したサウンドを展開し、コミュニティと音楽の交差点を体現した。
〈Stone Island〉CEOのロバート・トリーファス(Robert Triefus)は次のようにコメント。「この新店舗は、北米における長期的な成長を支える拠点であると同時に、単なる店舗ではありません。コミュニティが繋がり、文化を共有し、Stone Islandの未来を共に形作っていくための生きた空間です」
〈Stone Island〉が掲げるLAB(素材革新)とLIFE(コミュニティと文化体験)の哲学を体現した新旗艦店。その中心に据えられたサウンドシステムを、ぜひ上のギャラリーからチェックしてほしい。

















