Kith が新業態となる会員制クラブをニューヨークにオープンすると発表
年会費は36,000ドル以上?
ロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)率いるニューヨーク発のライフスタイルブランド『Kith(キス)』が、初の取り組みとなる会員制クラブ『Kith Ivy』をオープンさせるようだ。
この施設は、フルサービスの会員制ウェルネスクラブで、年会費は36,000ドル以上と噂されている。場所は、ニューヨーク・ウエストビレッジの中心部(具体的にはレロイストリート120番地のプライベートロビー)で、フルサイズのパデルコートも完備しているそう。店内では、「Wilson(ウィルソン)」とのコラボレーションによるパデルグッズや、『Kith Ivy』独自のアパレルおよびアクセサリーも展開されるという。
まるで誰かの家にいるように、家庭的でリラックスした感覚の空間を進むと、奥には複数のダイニングエリア、トニックバー、ウェルネスセンター、屋上のパデルコートおよびプロショップ、さらにはロサンゼルス以外では初となる『Erewhon Tonic bar』が並ぶ。また、モロッコの地中海カフェ『Cafe Mogador』を招き、ヴィンテージ調のペルシャ絨毯が敷き詰められた空間に、暖炉と本棚も設置する。さらに、イタリアのラグジュアリーブランド〈Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)〉とのコラボレーションによる、トラバーチン石の壁と床に囲まれた業界初のラグジュアリースパも店内にオープンする予定。ここは、マッサージ、各種フェイシャルトリートメント、点滴療法などに対応する多数の施術室を備える。加えて、高品質なマシンが揃った1,500平方フィートのジムも併設。
ロニー・ファイグは、『Kith Ivy』について「この施設は、私たちにとって最も包括的なホスピタリティ業界への参入です。ここでは、ダイニングにとどまらず、真のライフスタイルサービス、スポーツとウェルネス、そして製品を展開していきます」と説明。
続けて「それと同様に重要なのは、Kith Ivyは私たちにとって新しいブランドであり、パデルというスポーツと融合する美学に焦点を当てているということです。比較的最近普及したこのスポーツがどのようなものになるかを定義する、興味深い機会だと私は考えています」と独自の見解を語った。
『Kith Ivy』は、今秋に正式オープンする予定。その内装の全貌は、上のフォトギャラリーよりチェックしよう。













