ゴーシャ・ラブチンスキーが再始動
ロシア発ストリートの象徴が7年ぶりにカムバック
2010年代ポストソビエト・ストリートの象徴的存在であるロシア人デザイナー ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)が、自身の名を冠したブランドを正式に再始動することを発表した。2018年にレーベルを終了して以来のカムバックとなる今回の動きは、彼にとって新たな章の幕開けを意味している。本人は『Business of Fashion』のインタビューで「すべてを一から始めるつもりだ」と語っている。
再始動の第一歩として展開されるのは、Tシャツ、スウェットパンツ、フーディーといったメンズ/ウィメンズ両ラインのエッセンシャルなアイテム群。ラブチンスキーは「家を建てることに例えるなら、まずは土台から。だからベーシックなラインから始め、少しずつ拡張していく」と説明。今後はデニムやコートなどアイテムの幅を増やし、さらにはクチュールや本格的なウィメンズウェアへの展開も視野に入れている。
また、今回の再始動では2018年に未成年モデルへの不適切な画像要求疑惑が浮上した件を受け、新たなキャスティングポリシーを導入。当時から本人は一貫して容疑を否定し、発言の文脈が歪められたと主張してきたが、改めて「以前はテキストメッセージでキャスティングを行えると考えていた。でもチームが同席するライブキャスティングならあの時の状況はまったく違ったはずで、それがポリシー変更の理由だ」と述べている。
ブランド閉鎖当時、ラブチンスキーは〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉と決別し、共同設立した〈Rassvet(ラズヴェット)〉からも離れた。その後〈YEEZY(イージー)〉のデザイン部門責任者を務めるなどの活動を続けてきたが、最終的に自身のブランドに集中する決断を下した。
復活したレーベルはまずオンラインでベーシックアイテムを販売しつつ、小規模な“ワールドツアー”形式でリテーラーと組んだスペシャルコレクションを展開する予定。従来のファッションウィーク形式に依らないアプローチで再びシーンに挑む。























