A.G.SPALDING & BROS x ’n’clothing store による100着限定のスペシャルフーディスウェット
ヴィンテージ愛好家はもちろん、誰もが楽しめる1着
ヴィンテージスウェットを知り尽くした男 古泉允章が立ち上げた〈’n’clothing store(エンクロージングストア)〉が、1876年にアメリカ・シカゴで誕生した〈A.G.SPALDING & BROS(A.G.スポルディング&ブロス)〉にスペシャルオーダーしたスウェットシャツを、この秋100着限定でリリースする。
〈A.G.SPALDING & BROS〉は、世界で初めて野球やアメフトのボールを製作したことで知られる一方で、スウェットにおいてもパイオニア的な存在。古着市場では同ブランドのアーカイブピースが高値で取引されている。そして今回のベースとなったのは、1930年代に実在したスウェットフーディ “DOUBLE THICKNESS HOOD SHIRT”だ。
通称「ダブルフェイス」と呼ばれる本モデルは、2枚合わせの生地による独特のボリューム感と高い防寒性が特徴。外気を遮断するグローブ型ポケットはハンドウォーマーとして機能し、左右の付け根が深く交差するクロスフードは抜群の保温性を誇る。
こうした特徴を踏まえた上で、〈’n’clothing store〉による別注の妙が光る。フード周りは顔の輪郭に沿うよう特注形状に変更。さらにサイズバランスを巧みに調整し、幅広い体型にフィットするワンサイズ仕様を採用した。加えてダブルフェイスの構造を活かし、表裏で表情が異なるリバーシブル仕様に。片面にはアーカイブをオマージュしたステンシルを施し、ヴィンテージライクな雰囲気を漂わせている。
素材には旧式織機で織り上げた日本製の吊裏毛を使用。アーカイブが持つ独特の風合いを再現しながら、現代のライフスタイルにも馴染む仕上がりとなった〈A.G.SPALDING & BROS〉x〈’n’clothing store〉の限定スウェットは、『V.A.TOKYO』をはじめ、〈’n’clothing store〉公式オンラインストアなどで11月上旬に発売予定。価格は40,000円、カラーはグレーのみの展開だ。ヴィンテージ通は唸るデザインだが、通でなくとも楽しめるに1着に仕上がっている。













